初めてのヘアカラー

“インドで髪を染めるとめっちゃ傷む”

 

来てすぐのころにそんな話を聞いていたので、インドでは髪は染めれないと思っていた。

 

ましてや来てすぐ丸坊主だったから、染める毛もなかったし。

(丸坊主の話をご存知ない方はこちら→)

 

カットは日本人の方がやってる美容院へ行ったりしていたり(閉店してしまったけど)、タイへ買い出し旅行へ行ったついでに切ったり、一時帰国で切ったり。

 

 

ところが先日、先輩マダムが行ってるサロンが良いと噂を聞き、しかも今なら半額キャンペーン中と教えてもらう。

 

これは行っとくべきか!

 

キャンペーン期間中、ここしか無理というピンポイントな時間に、先輩マダムに予約までお世話になり行ってきました。

 

 

場所がGoogleさんの地図と違う場所にあり、ちょっと迷ったけどそこは想定内。

かのGoogle様もどこに何があるか諦めているインド。

行きたいお店が道路のど真ん中に表示されたり、荒地だったりして途方に暮れることも度々。

 

 

たどり着くと、普通に日本にもあるようなキレイなサロン。

 

写真はない(ないんかい!)。

 

 

散髪中のおじ様やネイルをしてもらっているマダムもいた。

 

カラーの色見本も日本で見せられるアレと同じで、ズラリと毛束が並んでいる。

こんな色がいいと言うと「今の髪はナチュラルか?それならこの色の方が見本に近い色が出るよ。」とちゃんとアドバイスしてくれる。

 

色を決めたら鏡の前の席に移動。

 

されない、、、

 

一緒に来た友達は、鏡の前で座り心地の良さそうな椅子に座ってカラーリング中なのに、私ときたらフロアの真ん中にあるテーブルに普通の椅子で、ケープをされてカラーリングが始まった。

 

なんで私はそっちに行けないの?

 

前髪のあたりを染める時に「ちょっと上向いてて。」と言われたんだけど、首をもたれかけるとこがないからもげそうになったわ。 

 

 

そんな待遇だったけど、カラー自体は匂いもせずしみたりもせず、雑誌を読みながら快適に施術が終わる。

 

シャンプー台に案内され、薬剤を流してもらってトリートメントもお願いする。

 

カラーをしてくれたお兄さんがやってきて髪の色をチェックする。

 

「ナイスカラーだよ!」

そう言われて

「どんなんだろー?見るの楽しみだなー」

と言うと、「ちょっと待ってて」と持ってきたのは鏡。

 

ではなくて自分のスマホ

 

えっ?

 

頭流してる私を撮って「ほらっ!」って

わかるかーーーい!!

 

 カメラの画像なんて色全然違って写ることもあるし、、、

サロンなんやから鏡くらいないんかい!

 

トリートメントが終わると「ブローするか?」と聞かれたので「(どっちでもいいけど、まぁ)Yes!」と答える。

 

こんどこそ鏡の前の席に案内され、髪を乾かしてもらう。

 

おっ、いい感じの色♪

トリートメントの効果もあってかブラシが通る毎にツヤツヤになっていく。

久しぶりの明るい髪にウキウキ。

 

それで油断していたら、いつの間にか前髪が昭和になっていた。。。

 

めっちゃ巻かれて浮いとる、、、

 

このブローは有料だったらしく、『金かけて 昭和前髪 いとおかし』

一句できたわ。

 

帰って速攻で前髪濡らしましたとさ。

 

 

 

カラーから約2週間。

 

傷んでる感じもしないし、色も変わらずツヤツヤいい感じです。

 

 

インドでカラーができるのめっちゃ助かるー!

 

 

 

 

 

↓すべてはここから始まった。

Happy Holi

 ホーリー当日。

 

朝から張り切って用意をする。

 

汚れていい服に着替えて、大きなバケツに水鉄砲やカラーパウダーなどの道具を入れる。


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今年はこんなのが色んなところで売ってて買ってみた。

 

ホースに繋いで水を出すと一気に水風船ができるという代物。

風船にはあらかじめ輪ゴムが巻かれているから、風船を結ばなくていいのも楽チン。 

 

と思って買ったのだけど、よく考えると我が家にホースはない。

手で塞いで蛇口に繋げてみたものの漏れて水圧がかからずまったく膨らまない。

さらに、漏れて吹き出す水で早くも1人でホーリー開始。

びっちょびちょ。

 

外に行けばどこかにホースがあるかもと持って行き、最終的には使えたからよかったけど。

よく考えたらホース用のジョイントを外して蛇口に繋げばよかったやん、、、。

 

失敗は成功のもと。 来年に活かそ。

 

 

 

今年の戦友。

 
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去年の水鉄砲。

壊れていてまったく水が出ず。

開始早々ゴミ箱へ。

 


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吸い上げタイプ。

3歳の息子も上手に打てていた。

でも途中で折れてゴミ箱行き。

 


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やっぱ背負うタンク型最強。

来年はこれを追加しよう。

背負う紐が細くて肩にくい込むのが痛いのが欠点かな。

 


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息子用に買ってみた。

口から水が出るタイプ。

子供の手にピッタリのサイズで、息子は主にこれを使用。

多分だけど、トムとジェリー

これも途中で耳が取れたり壊れたので使い捨てになっちゃった。

 

 

 

そして、私のメインの武器。


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こいつ。

 


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こいつ、足を開くと


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ここから


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こうなります。

 

 

一目惚れして買っちゃった。

 

 

 ただし、出オチなヤツなので攻撃力はほぼゼロ。

 

たまにツボにハマって笑い転げてくれる人がいたから私は満足です。

 

 

 

ホーリー当日は肌寒い日で、水で打たれるとより寒くてテンションやや下がるやつでした。

 

それでもやっぱり、汚れを気にせず色まみれになって、水鉄砲持って走り回って逃げ回って、みんなで「Happy Holi!!」と声を掛け合って笑うのは最高に楽しい。

 

息子も怖がらず知らない人の輪にも入っていって自分が打たれると「NO!!」と言って打ち返したり、お友達を追いかけて走り回ったり。

途中から色水を作るのに没頭し、最後は「寒いから帰ろ。」と終了。


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家に帰ったら、旦那と息子は足だけ拭いてお風呂へ。

全身洗ってから、お湯を貯めつつお風呂で遊ぶ。

その間に、私は別のシャワールームで水鉄砲やバケツ、サンダルを洗って、自分も全部洗い流す。

色まみれになったけど捨てたくない衣類を洗濯機にほりこみ、温まった旦那とバトンタッチ。

冷えた体を温めて上がったら、レトルトとかで簡単なご飯を食べて洗濯を干して、そして寝る!

 

無駄のない完璧な後片付け。

 

すんごい達成感!

 

 

あー、楽しかった。

また来年!!

 

 

※来年用に備忘録。

・お湯のスイッチ入れとく。

・玄関にバスタオル2枚。

・日焼け止め、化粧下地、ホホバオイルの重ね塗りで肌荒れしなかった。

・水鉄砲は事前にテストしておく。一年経って壊れてる可能性あり。

・水鉄砲は指が疲れる&子どもがやりにくいから、ポンプ式(?スライドして圧で打つ系)がよし!

・水風船大量生産はホースジョイント外してやる。

・ケータイにラップは画面まったく見えないからやっぱりジップロック的なのがいい。

・カラーパウダーは赤、黄が特に取れにくい。

 

 

 

↓すべてはここから始まった。

もうすぐホーリー

やってきました、この季節。

とっても楽しい大好きなイベント。

 

ホーリー

 

去年を振り返りつつ準備をしよう。

去年のホーリー

 

 

息子用の水鉄砲が欲しくてローカルマーケット(ビヤパーケンドラ)に行く。

 

探しているのはタンクがリュックになってるもの。

そして、打つところが鉄砲みたいに指を引っ掛けるのじゃなくて、水を吸い上げて押し出すタイプのやつ。

 

マーケットを奥に進んでいくとおもちゃ屋さんが並んでいる。

 
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ドラえもんスパイダーマン、ポテチの袋のパロディ、なんかインドのキャラクター。

色んなのがある。


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去年はモディ首相のもあったんだけどな。

やっぱ買っとけばよかった。。。

 

息子にどれがいい?と聞くが息子の眼中には水鉄砲なんてない。

 

「この車!パトカー欲しい!」

 

パトカーパトカーって、、、

軽く20台は持っとるだろうが!

 

「今日は買わないよ。そう言って来たやろ?」 

 とさらっと流す。

 

いくつか見ていると息子の好きなカーズのタンク発見!
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「これいいやん!これにしよっか?」

 

パトカーしか欲しくない息子。 

「そんなんいらん!パトカー買うの!!」 

 

「だからパトカーとかおもちゃは買わないって。いいやん、これにしよ。」

そして、カラーパウダーも選ぶ。

 
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ふと横を見るとインパクト大の水鉄砲を発見。

即買い!

こちらはホーリー後のブログに。

 

 

なんやかんやまとめて850ルピーと言われる。

それはさすがにボッタクリすぎ。

普通に足し算してもそんな行ってないでしょうが。

 

お会計の段になったのを察知した息子が私の足にしがみつく。

 「パトカー!!買ってって言ってるでしょ!!」

最近私の口調を真似るのが可笑しいやら腹立つやら。

 

えー、どうしよっかな、、、という素振りを見せると700に下がった。

 

私的には600くらいで買いたい。

 

その間にも息子はヒートアップ。

「バドガーーーー!!買うんやって!!買ってーーー!!!」

涙をポロポロ流しながら泣き叫んでいる息子。

 

それを軽くあしらいながら「600にして?」と言うと650になった!

 

えー、じゃあ買うのやめよっかなー|ω・)チラ

BGMは息子で『パトカー』

 

「パドガーーー!!いやーー!帰ったダメ!バドガーーーほじーーーーー!」

 

650と首を降るおじさん。

うーんと首をひねる私。

泣き叫ぶ息子。

 

するとおもちゃ屋のおじさんが小さいミニカーを息子にくれた。

 

子どもに優しい(甘い?)インド人。

 

泣き止む息子。

 

 

。。。

じゃ650で。

 

くそー!

結局私的にはあのミニカーが50ルピーやないかい!

あんなん10ルピーで買えるわ!

 

 

がっつり涙付けながら満面の笑みで「泣いたらくれたな!」と笑う息子。

 

教育に悪い。。。

 

 

 

 

↓すべてはここから始まった。

ライバル?

朝車が来てドアが開くと、珍しくインド音楽がかかってる。

 

 

前のドライバーさんの時はたまにラジオがついてたり音楽がかかっていた。

 

爆音じゃなければ別にかけてくれてても構わないけど、疲れて寝たい時もあるし頭が痛かったりで静かにしてほしい時もある。

 

前のドライバーさんは、ちょっと嫌そうにしたり「消してくれる?」って言うとサッと消してくれてた。

 

まぁそもそも仕事中だし。

謝りはしなくてもちょっと申し訳なさそうに消してくれてたから、「やっぱ仕事中にダメよねー?テヘペロ」って感じだった。

 

 

今のドライバーさんは私も旦那もそういう場面に出会ったことはない。

 

朝、音楽がかかってるのを聞いて「1人で運転してる時は聞いてるんだなー」くらいに思った。

 

運転も安全だし真面目だから不満も全然ないし、音楽も私たちが乗ったら消すだろうと思って乗り込んだ。

 

だけど車が走り出してしばらくしても音楽は消えない。

 

ん?

そうなんや。消さへんねや。

 

一言いえば絶対消してくれるのは分かってたけど、いつもちゃんとしてる人なのに1回音楽かかってたくらいで言うのもなんかなーと思って言わずにいた。

 

で、なんとなくなんだけど私も普段は聞かない音楽をかけてみた。

 

もうすぐボリウッドダンスの発表会もあるし、ダンスの振りを頭で思い返すだけでもしとこうかなーと思って。

 

ケータイから流れてくる音楽。

 

聞こえにくいからちょっとボリュームを上げる。

 

車内はインド音楽とダンスの音楽がかかっていて、若干私のダンスの音楽が勝ってる。

 

ドライバーさんの手がボリュームのつまみに伸びる。

 

私が音楽聴いてるのに気付いて車の音楽を止めて、、、

 

 

くれない!!

 

 

まさかのボリュームアップ!

 

 

えっ?

 

消すんじゃなくて、、、

 

張り合ってくる感じ?

 

 

 ミラー越しに顔を見ても普通の表情。

 

今どういう感情なんですか?

 

 

私も自分の音楽を消すに消せず、半笑いで目的地へ向かった。

 

 

次に車に乗った時にはもう音楽はかかってなくて、その後も音楽聴いてるところに出くわしていない。

 

 

あれはなんやったんや、、、

 

 

 

↓すべてはここから始まった。

水質をチェックせよ

先日、お友達にひょんなことから水質チェッカーを借してもらえることになりました。

特に何か疑わしいとかでもなく、うちの水道の数値ってなんぼくらいなんだろ?という軽い興味でお借りしたのです。

 

 

1ヶ月ほど前に、旦那が家に帰ると浄水器のフィルターがキッチンのゴミ箱に捨ててあったとのこと。

私はまだ一時帰国中で、インドに帰ったらちょうどフィルター交換の時期だし、言おうと思っていたところでした。

ちゃんと時期を管理して勝手に交換してくれるなんてすごいなー!と旦那と感心していたのです。

 

前に数値を測ってもらった時は、普通の水道水が300前後。

浄水器が20~30くらいの間。

単位とかはよく分からないけど、数値が高いほど不純物が多いという事だそう。

ちなみにペットボトルのミネラルウォーターは25前後。

 

ちゃんと浄水器機能してるやん!と感動。

お茶も料理も浄水器の水を使っていました。

 

 

 

興味本位で借りた測定器。

 

水道水を測ってみると『275』

うんうん、前と同じくらい。

 

浄水器を測ってみると『287』

 

 

えっ?!?!?!

 

ウソやん?!普通の水道水の方が若干マシやん、、、

 

 

この事実に驚愕。

 

帰ってきてからも結構使ってたのにー、、、

 

 

フィルター捨ててあったのは何やったん?

もしかしてフィルター捨てただけで今中身カラなの?

 

とりあえずこの数値はありえへん!!

 

 

すぐに旦那から管理会社にメールをしてもらう。

 

明日朝一で掃除の人にも言わねば!

あー、習い事も行けねーよ。。。

 

 

 

次の日の10時頃。

 

掃除の人がやって来る。

 

「RO(浄水器)プロブレム!プリーズ コール リペア!」

 

掃除のお兄ちゃんが水を出してみてリアルに╮( •́. •̀ )╭こんなポーズしながら「ノープロブレム」と言ってくる。

 

目に見えるプロブレムじゃねーんだよ!

 

目の前で普通の水道と浄水器の数値を測って見せる。

「セイムでしょ?プロブレムだよ!」

 

「ティケ、ティケ!」(OKの意)と言って電話してくれる。

そして「10分後にスーパーバイザーが来るから」と言われる。

なんや、そのビールみたいなやつ。

 

15分くらいすると掃除のお兄ちゃんに電話がかかってくる。

そのスーパーバイザーかららしい。

なぜか電話を渡された。

受け取って「ハロー?」と言ってみたけど説明できひんし!

電話を返すとヒンディー語で説明してるっぽい。

てか何で私に渡した?

最初からヒンディー同士でお前が喋れよ!

 

すぐ来ると言われたけど結局来たのは1時間後。

 

電話で説明していたであろう事をまた説明し、機械の数値を見せてやっと浄水器の修理の人を呼んでくれることに。

 

話してる間も掃除のお兄ちゃんは当事者面して一緒にいるし。

 

いいから早く掃除終わらせて。

 

メールして、掃除の人が電話して、電話かけ直してきて、スーパーバイザー来たのにまだ修理に辿り着かへん!

ここまでだけで何度手間?!

 

 

5分で来ると言われた修理が来たのはさらに3時間後。

もうこんなのは慣れっこ。

 

いつ来るか分からない修理のために買い物にも行けず、息子も外で遊べず。

でもイライラしてもしょうがないの。

インドだから。

 

 

修理の人に説明する。

 

1ヶ月前くらいにフィルターが捨ててあったこと。

ちゃんと交換したのか?

フィルター入ってるのか?

 

もちろん交換したよ!とのこと。

じゃあなんでこんな数値なの?

 

するとカバンから見たことないフィルターが出てくる。

 

フィルターは3つ。

 

と思っていた。

今日までは。

 

 

上に横たわってるのもフィルターだったらしく、それを交換しだした。

 

で、聞くと、1番手前のは半年交換。

その奥2本が1年交換。

横たわってるやつも1年交換らしい。

 

横たわってるのは私たちが住み出してから最低でも2年弱交換してない。

 

こらーーーー!

 

 

フィルターを換えてしばらくすると数値がどんどん下がって、最終的に『24』に落ち着いた。

 

OK?マダム?」とドヤ顔して、ビッチャビチャの床は拭かずに帰って行くおじさん。

 

 

はー、やっと終わった。

と思って床を拭く。

 

あれ?拭いても拭いても床濡れてる?

 

 

浄水器の奥に懐中電灯を当てて見る。

 

 

はい!盛大に漏れております!

 

 管理会社に電話して今すぐ戻ってきて!と言う。

またfive minutesと言われ30分待つ。

 

なんで1回で終わらへんかなぁ! 

 

修理の人がニヤニヤやってきて「What problem?」

水が漏れてるんやけど!と伝えて見てもらうけど見えなかったらしく「どこが?」とな。

すぐ諦めるな!

見つけようとしろーーー!

 

何やらゴソゴソしてやっと水漏れも止まる。

 

OK!マダム!」

「本当に?絶対?」

「Yes!マダム!」

「本当に?絶対絶対?」

「Yes!ダメだったらまたいつでも言ってくれよ。」

「でも明日は日曜日。あなた休みでいないでしょ?!」

「Yes!マダム!」

 

自信満々に嘘ついてんじゃねーよ!

 

 

 

あー、1日丸つぶれ。。。

 

 

本当は、1つのフィルター換えただけで数値が下がるなら後3つのフィルターは何の役目を果たしてるんだ?とか突っ込みたいけど、そんなこと考え出したらこの国住めない。

 

 

このあと速攻で水質チェッカー、ポチっとしました。

 

 

インドのみなさん、水のチェックをお忘れなく。

 

 

 

 

 

↓すべてはここから始まった。

ただいまインディア

 インドに帰ってきてしまいました。

 

相変わらずまだまだ白い朝の空気。


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はー、、、

すでに日本の澄み切った青い空が恋しい。

 

 

 

 

 

インドへ帰る前の荷造り。

 

スーツケースをごそごそし出すと息子が目を輝かせてやってきた。

「ボクも手伝ってあげる!」

 

嬉しいなぁ。ありがとう。

でも気持ちだけでほんと大丈夫!

 

きっちり並べて入ってる物を引っ張り出してくれる。

ややこしい!

 

「ちょっとお父さん!息子連れてどっか行ってきて!」

「ちょっとお母さん!息子もう寝かせて!」

 

じいちゃんばあちゃん、マジでごめん!ありがとう!!

 

 

1つ23キロまでの荷物を1人につき2つ。

今回も息子と2人で帰るので、計4つ。

うち1つは、息子がサンタさんにもらった自転車。

 

まずは、この自転車を元のとおりに解体して箱にしまう。

その隙間に、一時帰国中に増えに増えたおもちゃを立体パズルのごとく組み合わせて入れていく。

 

いびつな形のもの程ピタッと納まったら気持ちいい。

 

重さも15キロと余裕。

 

 

スーツケースの一番大きいやつには私と息子の衣料品。

服なんてかさばる割に軽いから、いつも結構パンパンに詰めても大丈夫。

これでもかと詰めまくって、間にも平置きしまくって、スーツケースに乗っかって何とか閉まった。

 

そしたら、、、

 

25キロ、、、

 

全然あかんやん!

 

 

と、とりあえず他も詰めてみて考えよう。

 

 

他のスーツケースも、いつもの要領で小さいやつに重い荷物から入れていく。

 

 

1つは24キロ。

 

もう1つが23キロ。

 

 

 

。。。

 

あかん、失敗や、、、

甘く見てた、、、 

 

また3つのスーツケースを開いて優先順位の低いものを抜く。

 

抜いたものの重さを測る。

 

あかん、まだ足りひん!

 

食料はできるだけ入れたい!

 

後は1ヶ月後に来る両親に運んでもらえるから、1ヶ月間なくても我慢できるもの。

 

これ諦めよ。

歯間ブラシ。

 

こんなん抜いて意味あるのか?!

軽すぎるだろ!

 

 

やっとのことで何とかトータルの重量、23×3の69キロになった!

 

あとはどう入れるのか、、、

 

小さいけど重いものを抜いて、大きいけど軽いものをギューッと詰めて。

詰めて閉めて測る。

開けて抜いて違うの詰めて閉めて測る。

 

ひたすらあっちへこっちへ荷物の移動を繰り返していたら、ついに3つのスーツケースが1つ23キロジャストになる奇跡が起きた!

 

 

荷物よしっ!!

 

 

 

あー、でも飛行機約12時間。

息子、乗り切れるだろうか、、、

 

飛行機の中はおもちゃやおやつで何とかなったとしても、問題は着いてから。

 

インド時間では9時過ぎだけど、日本時間では夜中の1時前。

眠いよなー。

イミグレーションまで遠いけど、息子歩けへんやろなー。

寝た息子を抱っこ紐に入れて、預け荷物4個。

カート1台にはとうてい乗らないからカート2台押し。

 

。。。。

 

 絶望しか感じない。

 

不安すぎて寝れない!

この不安をポロリと旦那にこぼしても「寝な余計きついやん」

 

。。。。

 

かける言葉100%間違ってますよー!

 

 

 

飛行機はお昼のフライト。

 

2ヶ月お世話になった実家を出て予定通りの時間に空港へ到着。

 

チェックインも順調にジャスト23キロのスーツケースを預けられた。

自転車の箱の中身について聞かれたので、自転車とおもちゃだと答える。

「タイヤの空気は抜いてありますね?」

 

はっ??

タイヤの空気抜くの?

周りの自転車運んだ友達はそんなこと言ってなかったよ?

この中身、一度出したら戻せる気がしない!

抜いてありますって言っとこうか?

でも運んでる間に破裂とかしてたら絶対いや!

何か起こってめっちゃ怒られたりしてもいや!

でも空気抜くためにおもちゃ出すのも絶対いや!

 

とフリーズしてる間にもう一度「タイヤの空気抜いてありますか?」と聞かれた。

 

こんだけ固まってて抜いてありますって言っても絶対嘘やんな。

 

「抜いてないです、、、抜きます、、、」

めっちゃ涙目。

 

空港の隅の方へ行ってバリバリとガムテープを剥がす。

 

開けると美しいほどにきっちりと荷物が詰まっている。

 

はー、これを出すのか、、、

 

できるだけ配置を目に焼き付けながらタイヤの栓に手が届くくらいまで荷物を出せた。

 

空気を抜くのは簡単。

 

空気が抜けた分少し空きスペースに余裕が出来ていて、さっきの記憶通り入れていくと元通りに!

 

あーーーーーよかったーーーー!

 

もう一度預けに行って、チケットの座席もちゃんと隣同士か確認。

 

 お願い!!

もう何も起こらないで。

 

 

見送りに来てくれた家族とお別れをして、セキュリティもイミグレーションもインドの20分の1のスムーズさで通り抜ける。

飛行機も定刻通りで、息子も静かに遊んだりおやつ食べたりしてくれて、私は『君の名は』を途切れ途切れ見ながら号泣。

インドに着く3時間前に息子が寝て『君の名は』アゲイン。

到着する30分前に機嫌よく起きた息子は、イミグレーションまで私の手を引いてずっと歩いてくれる。

スーツケースもスムーズに出てきたし、自転車のだけは別のところに預けられてて少し時間かかったけど問題なく受け取れたし、カート2台押しも気合でいけたし、出口でも荷物チェックされることなく食料も無事!

 

かみさまー!!ありがとーー!!

そして今回もほんっと頑張ってくれた息子に感謝!

 

 

着いた瞬間の大気汚染の匂い、イミグレーションで仕事中に世間話で盛り上がる職員、クラクションのうるさい道路、ガタガタの道。

 

インドに帰ってきたなと感じる。

 

 

 

次の日、さっそく息子をスクールに連れて行くと、見慣れた町並みにゲートが出来ている。

 

私のいない2ヶ月の間にゲートが出来ていた。


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そしてすでに壊れていた。

 

 

 

あぁ、、、ただいま。インディア。

 

 

 

 

↓すべてはここから始まった。

暴飲暴食暴映画

今回の一時帰国も食べまくった。

映画も見まくった。

 

母が息子と一緒に寝てくれて、息子も私に「ばいばーい!おやすみー!」とおばあちゃんと寝てくれる毎日だったので、そこからは毎晩映画タイム。

 

夜な夜な2倍速で映画鑑賞。

 

2倍速に慣れすぎて、セリフのないシーンが続くと普通の再生か倍速か分からなくなって早送りしてしまうこともしばしば、、、

 

今回は映画館には行けなかったけど、インドで見れない分たんまり楽しみました。

 

 

計42作品。

 

見た順で気まぐれに備忘録。

 

 

 

『イニシエーションラブ』

 原作を読んだことがあったからどうやって映像にするのかと思ったけど、ストーリーを知ってても楽しんで見れた。むしろ知ってたからニヤニヤしながら見れてよかったかも。前田敦子はまってたなー。

 

『殿、利息でござる』

 

『クライマー  パタゴニアの彼方へ』

 山映画はたくさん見てきたけどこんなに臨場感があってヒヤヒヤドキドキしたのは初めて。映像の美しさにやられて2回見た。

 

『最愛の子』

重いし悲しい。同じくらいの息子がいるからか見てて辛かった。

 

『LIFE!』

 

海街diary

 

セブン・イヤーズ・イン・チベット

 

『311』

 

冷たい熱帯魚

とにかくえぐかったけど、ほんとにあった事件がもとになってると知ってゾッとした。全員すごい演技で引きながらも見入ってしまった。

 

『エール!』

 

スワロウテイル

 やっぱりこれは名作。

 

『ひそひそ星』

 

『百円の恋』

安藤サクラいいわぁ。2人とも不器用すぎてもどかしかった。試合のシーンは頑張れ頑張れってつぶやいてしまったし、ラストのセリフで思いがけず泣いちゃった。

 

『マイ・ブラザー』

 

トゥモロー・ワールド

 あんまりSFっぽいの見ないけど、

 

『スタンリーのお弁当箱』

 インド映画。先生がめっちゃ腹立つ。さすがにインド人でもこんなヤツおらへんやろ~。

 

『恋人たち』

 途中からドキュメンタリーかと思うほど引き込まれる演技だった。ひどく辛いことがあっても黒川さんのように見守ってくれる人がいて救われる。めちゃめちゃよかった。

 

『at Home』

 

『草原の実験』

女の子がめちゃくちゃ美しい。見とれてる間に終わってしまう。セリフがほぼないので2倍速でちょうどよかった(笑)

 

マイ・インターン

 登場人物みんなステキ。爽やかな気持ちになれる映画だった。

 

『あの日の声を探して』

 戦争もの。男の子のパートもよかったけど、兵士の変わっていく姿がよく描かれていてそれが怖い。

 

『アリスのままで』

主人公の人、お芝居とは思えないすごい演技。認知症の人に関わる仕事をする人にはぜひ見てほしい。

 

『妻への家路』

 旦那さんのことを話す主人公の表情が可愛らしい。それだけにとても切ないストーリー。でもよかった。

 

『奇跡の人  マリーとマルグリット』

 

『ドリームホーム  99%を操る男たち』

 

『ビリギャル』

有村架純可愛いなぁ。私も帰ったら勉強頑張ろと思えた。見た時は、、、

 

『サラの鍵』

フランスでもユダヤ人の迫害があったなんて知らなかった。

 

『Mommy』

 

『ヴィンセントが教えてくれたこと』

 

『神様はバリにいる』

 

ゆきゆきて神軍

 これはすごいドキュメンタリー。なんか見るのにすごいエネルギー使った。

 

ケンタとジュンとカヨちゃんの国

安藤サクラ見たさで。暗くて重くて救いがないけどエンドロールの曲にやられた。

 

『真夜中のゆりかご』

 息子が寝なくて追い詰められてた時期を思い出してしまって、奥さんに1番感情移入した。一歩間違えば自分もこうなってたかもと思って胸が痛かった。

 

ドローン・オブ・ウォー

 アメリカンスナイパーもマイブラザーもこれも同じ系統。戦争はいろんな意味で人も生活も壊してしまう。

 

『母なる復讐』

母なる証明を見たくて間違った。後味悪い。というか最後殺す必要なかったやん。

 

『さよなら渓谷』

重いストーリーなんだけど、最後に希望を感じる終わり方でよかったー。

 

幸せになるための27のドレス

 

母なる証明

 

『子宮に沈める』

大阪2児餓死事件をモデルにした話。淡々と定点カメラで進むところがリアリティーがあってこわい。

 

川の底からこんにちは

 満島ひかり好きだわー。中の下やからしょうがないから頑張るしかない。ネガティブなのにポジティブでなんか元気でた。

 

ジュリー&ジュリア

 

 

ダージリン急行

 締めにインドが舞台の映画。内容があるようなないようなストーリーだけど、だんだん兄弟の距離が近くなっていくのがいい。エンドロールに入るとこ好きだなー。

 

 

また1年、見たい映画をこつこつメモして一時帰国の楽しみにしよ。

 

 

 

 

 

↓すべてはここから始まった。