悲しき感動

子どもに「ほなもうサンタ来ーへんで」が使える季節がやって来ました。

反抗期なのか、5歳になりますます弁が立つようになった息子に怒ってばかりの毎日です。

 

そんな中のささやか過ぎる感動。

 

 

 

どんどん便利になるグルガオン。

 

日本食レストランも子どもの遊び場も充実してきて、最近の休日の行動範囲は半径3kmくらいに収まってる気がします。

 

先日、近くのサウスポイントモールにまた新たにこんなんが出来てました。


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ICHIBA。市場。

 

中に入ると日本食材店でした。

 

米、海苔、ポン酢、日本のカレールーなどなどが並んでました。

 

おーー!!こんなん出来たんや!とじっくり見てみると。。。


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たっか!!!!!

2025ルピーて、、、

約3100円ですから。

 

しかも業務用サイズ。

だれが買うねん。

 

 

他にも

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タコわさ。

3145ルピー、約4800円。


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お米。

5919ルピー、約9000円。

 

石油王でもこんなタコわさ食うかい!

この店にいる間に何回「だれが買うねん!」って言うたか。

いったい誰に向けて売ってるんでしょうか、、、。

 

だいたいこの店の経営者はリサーチして店始めたのか?

 

日本人、たしかにたくさん住んでるエリアだけど、富豪が住んでる訳ちゃうし。

 

会社に食品送付制度(内容は会社によって違うけど日本食材を輸送してくれる制度)がある会社も多いし、タイやシンガポールとかに買い出しに行ったり一時帰国でせっせと運んだり、足りない時は友達同士で調味料のストックをやり取りしたり送付制度の食品分け合ったりする人もいるし。

 

こんな高いの買うくらいなら次に手に入る機会まで我慢する人の方が多い気がする。

しかも業務用サイズなんて使い切るまで邪魔だわ賞味期限切れるわで欲しい人いるか?!

まぁ賞味期限はインド暮らしは気にしないだろうけど、、、

2Lあるとんかつソースなんて開封から何年かかったら使いきれんの?!

 

とか突っ込みまくってるくせにこんにゃく見つけてテンション上がって買ってしまった、、、


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155ルピー(約250円)もするのに、、、

 

こんにゃくごときに感動して衝動買いしてしまうなんて。。。

悲しい。

 

 

 

 

こないだ空港の近くのエアロシティのラーメンを食べに行きました。

せっかく来たし隣のモールに行ってみよかーと特に目的もなく行ったんですが、、、


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なんじゃこりゃーーー!

 

日本の百貨店ですやん!

デパートですやん!!

 

箱も潰れてないーー!

その辺のモールとは何かが違う。

何が違うんだ?

でも何かが明らかに違うー!

 

他のフロアもデパート感半端なかった。

 

こんなとこがインドに、しかも近くにあったなんて。

知らんかった。。。

感動してもた。

 

 

 

 

慣れた頃に変わるハウスキーパー

 

変わる度に、「灰皿毎日掃除して」とか「カーテンは閉めて帰って」とか、そんな難しくないことをお願いしてるんだけど出来ない人も多数。

 

今来てくれてる人は言ったことはちゃんとやってくれるし、修理とかもすぐに担当に連絡してくれるし、ちゃんと挨拶もするしいい感じ。

 

掃除中、私がミシンしてると「掃除機かけていいですか?」「モップかけていいですか?」ってその都度声かけてくれてその間私が席を外してってしてました。

 

そしたらこないだは私が席外してる間に掃除機もモップも拭き掃除もまとめてやってくれてて。

 

今までは、全体を拭き掃除→全体を掃除機→全体をモップがけ、ってやっててそのスタイルは頑として崩さない人が多い。

 

旦那と「すごない?今の人めっちゃ出来るんわぁ!」って話して感動してて、「あれ?これって、、、結構普通のこと、、、」って気付いた時の切なさよ。

 

 

 

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子どもと遊ぶプラハ 子連れドイツ&チェコ旅行記⑤

遺跡や建築物、買い物が目的の旅行だと子どもが退屈になりがち。

 

うちは乗り物好きな5歳男児だから移動に使うバスやトラムに乗ることが息子の目的になっていて楽しんでたけど、子どもの遊べるところもいくつか行きました。

 

 

 

Lego museum

 

その名の通りレゴだらけの場所。

入ると普通にレゴを売ってるお店があって、正直そんな広くない。というか狭い。。。

 

入場料を払って回転バーを通って地下へ。

すると、所狭しとたくさんのレゴが展示されてる。
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細い通路を進むと遊ぶところもあったり。
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他の国の名所もあった。

 

上の階はスタウォーズばかりを集めた展示とかもあって好きな子はよろこぶだろうなー。

 

販売してるフロアではレゴの量り売りもしていて、特にミニマムとかもないらしくちょこっとだけでも買えました。

 

 

 

国立技術博物館

 

またかよ。

って感じですが、そうです。車の博物館です。

 

正直私は「もうええやろ」って思いながらロビーのソファで半分寝てました。

我が家の男二人は楽しそうでした。


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息子が目をキラキラさせて「ここがあーなってこーなってる車があってん!すっごいやろー!!」と言ってくるので「もういい加減飽きたやろ、帰ろ。」とは言えず。。。

 

 

 

 

プラヒ動物園

 

旅行先でよく動物園に行く我が家。

動物園って意外と大人も楽しいし国によって全然違うからおもしろい。


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入ってすぐ、もうかわいい。

 

利用してないから料金や詳しいことは分からないけど、荷物や子どもを乗せれるカートとか子供用の三輪車とかレンタルできるみたい。

 

動物園は丘をまるごと使ったような造りになっていて、リフトが設置されてる。


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見晴らしもすごくいい。

 

 


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アシカ。


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フラミンゴ。


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タンザニアでも見た、こいつ。

座り方(笑)


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小さいお猿さん。


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ゴリさん。


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チーター。


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シロクマ。


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トラ。


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シカ系。


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なんちゃらバイソン。

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ゾウさん。


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キリンさん。



どのブースも広々としてキレイで、それぞれの動物の特性に応じて作られてるんだろうなっていうのが素人目にもわかった。

そのせいもあってか、どの動物もよく動き回って元気そうで見てて楽しかった。


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子供用の遊具も所々にある。

 

今まで行った動物園、ダントツでナンバーワンだわ。

 

 

プラハの街中にはほかにもたくさんの博物館があった。

 

アート系はもちろんのこと、ビール博物館とか共産主義博物館、Appleの博物館。
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こんな博物館まで。。。
https://maps.google.com/?cid=14201882696388435113

 

 

 

短くても長くても色々楽しめるプラハ

博物館制覇するのもいいかもしれん。

 

 

 

 

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暮らす旅 子連れドイツ&チェコ旅行記④

今回の旅行では、アパートメントタイプの宿に泊まった。

 

洗濯ができること、電子レンジが使えること。

この2つが旅行中にできるのは子連れにとってはすごく助かる。

うちは息子が偏食だから特に電子レンジがありがたい。

チンするご飯とレトルトカレーでこの旅も生き抜いた息子さん。

 

 

 

プラハ1泊目はここ。

 

Hotel U Zlatého Stromu

 

別館だったのでレセプションから徒歩5~10分くらいだった。


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全体に照明も暗くてあまり写真撮れなかったけど、ベッドルームが2部屋、リビング、キッチンダイニング、バスルーム。

玄関もそれだけで部屋になりそうなほど広かった。

 

家具も木彫りとか装飾された重厚な感じのものばかりで、雰囲気ありすぎてちょっと怖いくらい。

 

 

2泊目からはここ。

 

Charles Bridge Premium Apartment

 

こちらもレセプションと宿泊する部屋が離れていて、鍵をもらって自分で地図を見ながら辿りついた。

(実際の宿泊場所は前泊のホテルと近かったので後で荷物だけ運びました。大きい荷物持ってレセプションから部屋までの移動は子連れではなかなかきつい距離なので、事前に考えて動いた方がいいかも。)


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コンパクトで落ち着く部屋。

内装もシンプルなオシャレ感。

 

落ち着くー。

 

カレル橋から徒歩3分くらいで観光地のど真ん中。

だけど建物の中に入ると自分の足音しか聞こえないほど静か。

 

普通にここに住んでる人もいるらしく、自分たちも住人の1人になったような、そんなわくわくを感じる。


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ドアノブも廊下も階段も床も。

いちいちシャレとる。

 

 

ただいまーって思わず言ってしまうような良い滞在でした。

 

 

 

プラハでは3日間有効のパスを使った。

トラム、メトロ、バスが乗り放題。

 

プラハは大きな街じゃないので、この3つに乗ればだいたいのところへサクッと行ける。

 

ドイツと同じで改札がないし、バスもトラムも運賃入れるとこもなかった。

料金、どのくらいの人がちゃんと払ってるんやろう。

 

 

メトロ。
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ホームが深いからエレベーターめっちゃ長い。

 


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駅が可愛い。

 

 

トラム。

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わんちゃんも普通に大人しく乗ってた。

 

停留所の掲示板には何が何分後に来るかが表示されててわかりやすかった。

 

 

バス。

普通のバスも走ってたけど、こんな連接バスも。

もちろん乗れます。
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息子は大喜び。

 

 

 

水よりビールの方が安いと言われているチェコ

ビールの消費量、ダントツで世界一なんやって!

 

とは言ってもお酒そんな飲まない夫婦なんで、旅行中レストランで1回飲んだだけ。

ビール好きな人が聞いたらしばきたいやろーな。。。

 

ビールはもちろん美味しかったですが、私が言うても説得力ないのでやめとこ。


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名前はなんだか分からないけどチェコ料理。

お肉は柔らかくて、味付けもくせがなくて美味しかったー。


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これもチェコ名物。

シナモンがかかって、外カリ中ふわ。

アイスもインドのうっすい味と違って濃厚で美味しかった。

 

 

プラハで2日連続食べに行ったお店。


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ラーメンバー

 

ラーメンかい!って思ったでしょ?

違うの。

ほんっとにすごいの。美味しいの。

日本にあったら並んでも食べるかもしれん。

 

しかも経営にもキッチンにも日本人いないらしい。

なんでこんなレベル高いラーメン作れんのか不思議なくらい。


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唐揚げもさくっさくでジューシーでたまらん。

もちろんギョーザもうまい!

 

ラーメン好きなら、プラハに来てまで?って思っても食べときよし!

インドからならなおのこと!

 

 

 

 

プラハでは旦那が息子を見ててくれて、半日フリータイムをもらいました。

 

することと言えば、そう。

布!

それからボタン!

 

目星を付けていた何件かのお店に、トラムやバスを乗り継いでいざ出陣。

 

STOKLASA


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ここは満遍なくなんでもあるけど良くも悪くも普通。

 

FLEX-TEX


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ここはすごい布が豊富だった!


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ボタンも!

 

一人で悩み倒して、いくつか布とボタンGET。

 

 

何より、一人でぶらり、本当に最高。

 

もともと一人旅とか一人ご飯とか、気ままに一人でって言うのが好きな私。

 

結婚して子ども生んでも、こんな風に旅行先で一人旅もどきをさせてもらえて感謝だなー。

 

 



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聖地プラハ 子連れドイツ&チェコ旅行記③

プラハと言えば、バロック建築ゴシック様式などの歴史ある建物が並ぶ美しい街並み。

 

ですよね。

 

わたくし、バロック建築ゴシック様式もなんのこっちゃよーわかりまへん。

 

私の中のプラハと言えば。

チェドック橋、3匹のカエル、赤いバラの屋敷、怪物の生まれたところ、、、、

 

そう、浦沢直樹のMONSTERの知識のみ。

 

だから、有名な建築物のことが分からなくても、この街の雰囲気を味わえるだけで十分楽しい。

 

 

有名なカレル橋。


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露店や似顔絵やパフォーマンスをする人が両端にずらりと並び、橋の上は観光客で賑わっていた。

 

橋にたくさん建てられた像などは、それぞれ有名なものらしいけど、、、

よく分かりましぇーん。

のでこちらをどうぞ→カレル橋 - Wikipedia


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これを元にタケコプターがうまれたらしい。(ウソ)

 

 

 

天文時計は改修中でちゃんと見られず。


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これが見れるはずだったのになぁ。。。

 

でも塔に登ってプラハの街を一望。




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これこれー!

この景色!!



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塔の中も美しい。

 

 

 

トラムに乗って階段せっせと登って丘の上の公園に行ったり。


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プラハ城にも行った。


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どーん!


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どーーーん!!

 

大きい!

青空も最高に美しい。

 

ので、これをいいアングルで撮ろうと思うとこうなる。


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聖ヴィート大聖堂
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とにかく美しい。


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これは中も入れるんだけど、入場に並んでたのと息子を静かにさせるためのHPが夫婦揃ってゼロに近かったので外から見るだけでした。


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外からステンドグラスをチラ見。

 

 

 

ボートにも乗って、また違う角度から街を眺める。


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どこをどう切り取っても絵になる風景しかない。


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夜も雰囲気があってたまりません。


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MONSTERっぽい。

リプスキーさーーーん!

 

 

 

期待通りの美しい街。

MONSTERの聖地、プラハ

 

 


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世界の車窓から 子連れドイツ&チェコ旅行記②

2日目は移動日。

 

ミュンヘンプラハ間は飛行機も飛んでるけど、ここは時間をかけてでも陸路で移動してみたかった私たち。

 

で、調べてみると特急電車でニュルンベルクまで行ってそこからバスに乗り換えるらしい。

ニュルンベルクで乗り換えずプラハ直行の電車もあるみたいだけど、だいぶ遠回りになって所要時間もそんなに変わらないみたいなのでニュルンベルクからはバスのプランに。

ニュルンベルク言いたいだけ。

 

ニュルンベルクニュルンベルク

デュッセルドルフ

ドレスデン

シュトゥットガルト

ルーエンハイム。

ドイツの地名てめっちゃ言いたくなるわー。

あ。最後のは架空の町だった。

 

 

で、この電車を前日に予約したけれど、当日朝にバタバタ探したり走ったりしたくないから初日に下見を兼ねてミュンヘン中央駅の散策。


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地下鉄もトラムもそうだったんだけど、駅に改札というものがない。

券売機はあるからチケットは買えるんだけど改札がなくて、ホームに下りるエスカレーターの前にポールみたいのがあってそこにチケットを入れると日時が印字される。

でも下りる時や乗ってる間に車掌さんにチェックされるわけでもなくて、正直チケット買わなくても全然乗れちゃう。

たまに駅員さんにチェックされてチケットなければ罰金払わされるらしいんだけど、それにしてもどんな仕組み?

私たちはもちろんチケット買ったけど、買ってる人ほとんど見なかった。

現地の人は定期みたいのを買って持ってるのかなー?

 

なので、この中央駅も電車の止まってるホームに用事なくても入れちゃうんです。

 


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自転車もスケボーもインラインスケートみたいのも、電車、トラム、地下鉄などの乗り物に持ち込めるらしくそういう人がいっぱいいた。

 



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明日乗る電車も見つかり、息子も大好きな線路の終点を心ゆくまで見れた。


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あー、いいなぁ。

あてもなく電車に乗って好きな駅で下りて、、、みたいな気ままな旅したくなる景色。

 



次の日の朝。

 

ホテルの朝ごはんを食べて駅へ。

ってサラッと流したらあかん!

 

そんなに大きなホテルじゃなかったから朝食もそんな豪華な感じじゃなかったけど、パンもソーセージもハムもベーコンも美味しすぎて震えた。

ハムってそんな特別好きでもなかったけど、ハムって、、、ハムってこんなに滑らかな口触りで美味しいものなのね!

なんなん?煮ても焼いてもない素材がもうこんな美味しいとかずるい!

 

インドに住んでから旅行先や一時帰国で美味しいものがあると「ずるい!」と思うようになってしまった。

 

はぁ、、、食べ物って大事やな。。。

 

 

駅でこれまた美味しいベーグルを買って、電車に乗り込む。

 

予約した席はコンパートメント。f:id:lovepowdersnow:20180926195458j:image


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通路があって個室になってて。

よく映画とかで見るやつー!

 

私たちの予約したのはファミリーコンパートメントってやつで、子連れ優先車両なのか他の個室も席も家族連ればっかりだった。

 

時間通りに電車は出発。

 

窓の外を流れる景色は、ザ・世界の車窓から
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車掌さんが回ってきてチケットをチェック。

子ども用にもチケットみたいなカードくれた。

 

たった1時間の乗車。


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居心地のいい個室でのんびりくつろいでたら食堂車行きそびれちゃった。

 

 

電車を下りて、駅から数分歩いてバス乗り場へ。

 

停まっていたのは二階建てバスで息子大喜び。

「一番前に乗りたい!」って言うだろうなー。

予約した時に座席も決まってるから、「好きなところには乗れないよー。」と先手を打っておく。

 

バスにJET KIDS持ち込むつもりで色々入れてたのに車内はダメらしく、乗り込むのにわちゃわちゃ。

旦那に言われた席番号を探す。

あれ?こんなんだったかな?

でも私が覚えてた席番号ないから間違って覚えたかな?ここだな、多分。

 

空いてた席に座ってると、後から来た旦那が「こっちじゃない?」と。

 

え?!!一番前!!!

二階の一番前!!!

 

息子大興奮!

もちろん私と旦那もテンション上がる。

 

たまたま?3人で予約したから?

なんかよく分からんけど、めっちゃいい席ゲット!


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当たり前に見晴らしいいー!


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いざ!チェコプラハへ!


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方角によってはたまに暑くなったけど、約4時間、トイレもあってコーヒーも買えて、最高な陸路の旅。

 

高速を走っているとBMWやベンツやなんや他は知らんけど、たまにすごいスピードで走り去っていく車がいた。

 

 

チェコ入りましたー。

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高速を下りてプラハの街中へ。
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きたーーーーーー!

 

憧れのプラハー!

 

 

 


↓すべてはここから始まった。

 

二階建てバスの景色。ミュンヘンからプラハの旅。#ICE#バス#二階建てバス#bus#プラハ#Prague#Praha#チェコ#Czech#Journey#trip #ブログ更新

 

乗り物尽くしのミュンヘン 子連れドイツ&チェコ旅行記①

インドにいる間に一度は行ってみたかったヨーロッパ。

9月上旬、遅めの夏休みでドイツ&チェコの旅へ。

私は人生初のヨーロッパにわくわく。

 

 

まずはドイツはミュンヘンに。

 

色々あって1日しかないハードスケジュールだったけど、楽しかったから結果オーライ。

 

息子はずーっと前から「ルフトハンザの飛行機に乗りたい。」「ドイツとスウェーデンに行く!」と予言にも近い謎の宣言をしていた。

 

今回の旅はルフトハンザ航空。f:id:lovepowdersnow:20180925131003j:image

 

約8時間の移動だけで息子の目的はほぼ達成。

 

 

まだ明るいうちから仮眠を取って夜の10時過ぎに家を出る。

 

安定して仕事が遅いイミグレでイラつきながらも予定通りインド脱出成功。

 

今回乗った飛行機は地下(って言うのか?)にトイレがあるやつでしたー。

 

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すごーい!

4つあるトイレに、並んでる順番に入れるから無駄に待たなくて良い。

いつもはトイレに行きたがらない息子も喜んで何回も行ってた。

 

席も画面もキレイで映画もいっぱいあったし充電もちゃんと出来たし快適な空の旅でした。(エアインディア慣れしててハードル下がりすぎ説)

 

 

話がだいぶ逸れますが、JET KIDS最高です。

前回の一時帰国の時に、お友達が試してみーって貸してくれてそのまますぐ日本でポチッりました。

http://kamacraft.jp/

体は小さめだけど、もう5歳の息子。

さすがにもういらんかなって感じで買わずにいたけど、試しに借りてみてこれはいい!ってなりまして。

5歳だと、これを使ってもまっすぐ横になることは無理だけど、膝をまげて斜めになれば一席で十分寝れる。

起きてる時も足を伸ばして座れるから楽そう。

旅行や帰国の度、私のリュックの中で鉄の塊と化すくそ重いトミカ達も、かさ張る着替えやぬいぐるみも色々入るから私の持つ荷物がだいぶ減って助かる。

(付属の布団は使用してません)

一番助かるのは疲れた子どもに抱っこと言われないで済むこと。

乗って引っ張られるのも自分の足で乗り回すのも楽しいから、これ買ってから空港で抱っこしたことない。

特にデリーの空港は到着からイミグレまでが遠い!

これでもかってくらい歩かされる。

夜中着だと子どもぐずぐず、乗せてもらえるカートいない、で修行僧になるところが、JET KIDSのおかげで歩く距離は変わらなくても参拝客くらいの気軽さに変わる。

ちょいちょい暴走しすぎて怒らなあかんけど、、、。

今回の旅行は石畳の多いヨーロッパだし乗れなくて肩からかけて歩かないといけないところもあったけど、メリットとデメリットで比べたらメリットが圧勝なので激推しです。

 

※JET KIDSの回しもんではございません。個人の感想です。

 

 

そんなこんなで。

ミュンヘンに着いたのは現地時間で朝の6時頃。

 

恐ろしくスムーズに入国して荷物も受け取る。


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美味しそうなサンドイッチを買って外に出る。

 

日本の秋みたいな、冬の予感のするピンとした空気。

気持ちいいー!

はー、空気美味しいっ!

そして空青っ!

 

インドに住んでからというもの、どこかへ行くたびに空を見上げ、空の青さに感動し、そしていつも「今日空青い!」と思ってる青が全然青じゃないことに気付く、悲しくなる、というループを必ずやりますよね。

世界一空気が汚いと言われるデリー在住の切ない性。

 

 

空港からミュンヘンの市内へはリムジンバスが出ているので、それを利用。

 

何ヶ所かテーブル付きの向かい合わせの席があって、もちろん息子は特別感のあるその席に座る。

 

他のお客さんも数人だったから、空いてる席も自由に使えてよかった。

 

ただただハイウェイらしき道を進むだけなんどけど、緑はキレイだし空は青いし、走ってる車はどれもオシャレに見えるしトラックとかの色使いも可愛く見えるし、車を運転してる人がベーグル食べたりしてるのが見えてその姿だけで映画のオープニングかって感じだし、まだ何にもしてないけど楽しい!!

 

街中に入ると風景はいよいよ溢れるヨーロッパ感!


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中央駅で下りてホテルは徒歩数分。

 

ミニキッチンのついたオシャレなお部屋。


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少しだけ休憩したら地下鉄に乗って最初の目的地へ。


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BMW MUSEUM。

 

まず建物がめちゃくちゃかっこいい!
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私は詳しいことはなーんもわからんけど、展示物はもちろん展示の仕方もかっこよくて楽しめたし、旦那と息子はV型エンジンがどーのとかモーターがどーのとか2人で楽しそうでした。


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実際に稼働してる工場の見学もあるらしく、それは息子の年齢が足りずできなかったけど、それでも十分。

見応えあり。


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そしてまた地下鉄で移動。f:id:lovepowdersnow:20180925123106j:image

いちいちかっこいい。

 


午後はこちら。

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ドイツ博物館交通分館。

 

また乗り物、、、。

 

もういい加減飽きてきてるかな?と横にいる息子を見たけどもういない。

テンション振り切れて叫びながら走っていってもういない。

 

どんだけ好きやねん。

 

展示を見るだけだったBMWと違い、実際乗ってみれたり操作できたり遊ぶところもあったりで、大興奮の息子。


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超絶忙しく走り回って楽しそうだったけど、思い出してみて。

私達、本日早朝に着いたんですよ。

 

8時間移動して早朝着いて、やのにどんだけ元気なん。

母もう限界。

後半白目剥いてたのは言うまでもなく。

 

 

他の名所は一切観光なし!


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これだけはどうしても食べたくて、駅で買いました。

 

うんまーーーーーー!!!

 

 

ということで、車好きの車好きによる車好きのための、ミュンヘンの過ごし方。

 

 


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ガンジス川

バラナシでの2日間を文章で表せる自信はないけれど、忘れないうちに自分なりの言葉で記録しておきたいと思います。

長くなると思います。

 

 

インドに住んでるからには一度は行っておきたかったバラナシ。

 

週末だけで行けるところだけど、だからこそなかなか計画を立てられていなかった。

 

日本から友達が来てくれて、この機会に一緒に行くことに。

 

 

デリーから飛行機で約1時間半。

 

ホテルの送迎を頼んでいたから、空港を出てすぐに車に乗り込めた。

 

ちょうど一年に一回のヒンドゥーのお祭りとかぶったせいでホテルから一番近い道路は車が入れず、離れたところから歩くことに。

 

ホテルのスタッフからはぐれないように、雨の後の泥道をバイクとオートと力車と牛と犬と人がごった返す中ひたすら歩く。

 

牛もデリーより多くて、道路の真ん中に座って寝ていたり人の波に紛れて歩いているからぶつかりそうになるし、そこらじゅう糞だらけ。

 

普段デリー近郊で見てるインドはまだまだだなと思わせられる、溢れるTHEインド感。


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路地に入ると更に増すその感じ。


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ホテルに着いて部屋に荷物をおろす。

 

ホテルのバルコニーからは初めて見る念願のガンジス川
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窓を開けてると猿が来るから要注意。

 

 

まずはラームナガル要塞へ。

 

ホテルにタクシーを頼むと、スタッフがタクシーまで連れてくれる。

入り組んだ路地を抜け、スタッフと一緒にオートに乗りタクシーの乗り入れられる場所まで行く。

 

ラームナガル要塞は、修復の手もあまり加えらていないのか良くも悪くも歴史を感じるところだった。

ゴミもたくさん落ちていて湿度も高く、暗い通路なんかは廃墟感満載。


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小雨が降ってきたのでいったんホテルに戻る。

 

あの路地を自分たちで歩いてホテルまでたどり着ける気がしない。

どうしよう。

タクシーの運転手にホテルの人が迎えに来るのか聞いてもいまいち伝わってるのか分からない。

ごちゃごちゃした雑踏の中に下ろされ、振り返るとホテルのお兄さんが1本の小さな折り畳み傘を持って立っていた。

 

道案内はいつもこの人だったけど、この人まじで神出鬼没。

振り返れば奴がいる

 

牛も。
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そして折り畳み傘1本でスタッフ抜いても大人3人、子ども1人はなんともならない。

雨が弱くなった間にホテルまで行けたから使わずに済んだけど、その1本でどうするつもりだったんだろうか。

 

 

ガンジス川ではボートに乗りたかった。

 

早朝朝日を見ながらか、夕方ガートでやるプジャ(ヒンドゥー教のお祈り) を見ながらか。

 

この日はあいにくの雨。

ただ、明日の朝も予報では雨。

 

どっちも雨なら、夕方の方が濡れてもホテルでシャワーできるし着替えもある。

朝、早起きして朝日見れずに雨に打たれる方が、気持ち的にしんどいという結論に至り、夕方に乗ることにする。

 

あと、雨が降るかと雨の強さは運次第。

 

全員O型。

全員、「ま、なんとかなるか」と思ってる。

そんなところがこのメンバー楽で大好き。

 

ボートの時間になって乗り場に行くと、なかなか強い雨脚。


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すると神出鬼没のお兄さんが折り畳み傘2本を持ってきてくれた。

 

あ、ありがとう。

ないよりマシか。。。

 

行くか!と腹を決めてボートに乗り込む。

旦那の膝の上に息子が座り傘をさして、私と友達でもう一本の小さな傘に身を寄せ合う。

 

ボートが進み始める。


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しばらくすると雨が弱くなってきて霧雨になってきた。

もう傘がなくても大丈夫。

 


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進んでいくと火葬場が見えた。


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ボートからは火葬場の写真を撮ってもいいらしい。

 

友達はこの辺りからなぜか涙が止まらなくなっていた。

 

私は今目の前で燃えてる炎が、遺体を燃やしているものだということが、頭では理解していても心がついていってなくてただぼんやりと見つめることしかできなかった。


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ボートを下りてガートでやってるセレモニーを見に行く。

さっきボートから見えたガートで、火を持った男の人たちが踊りみたいなのをしていた。


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翌朝、目が覚めると外はよく雨が降っていた。

昨日の夕方ボートに乗っておいてよかった。


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川に飛び込んで遊ぶ子供たち。

雨で増水してるけど危なくないのかな。

 

ゆっくりと朝ごはんを食べていると更に雨は強くなる。

 

傘は2本。

少し雨が弱くなったタイミングを見計らい、旦那と息子はお留守番で、友達と2人、路地を散策に出かける。

 

もちろん足は濡れるだろうと覚悟はしていたけど、道はただの川。


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この水にはそこらじゅうに落ちている牛様の御排泄物が溶け込んでいるのだろう。

有難や。有難や。

覚悟を決めてじゃぶじゃぶ歩く。


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牛も雨宿りするんや。


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昨日のお祭りのために、インド各地からバラナシへ来ているらしい人達が何か唱えながら列をなして歩いている。


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雨に濡れるのも厭わず裸足で、疲れも気にせずに歩き続けられる精神を生み出す宗教というもの。

 

日本人は宗教というものを普段意識して過ごしている人は他の国に比べると少ないはず。

初詣に神社に行くし色んな節目に神社やお寺に行く。

でも私は、仏教について、日本の神道について、はっきりと答えられる知識はほとんどない。

一般的なレベルでクリスマスも楽しむ。 

でも聖おにいさんレベルのことも知らないことがたくさんある。

少なくとも私は、人に聞かれても自分が無宗教かどうかすらもはっきり答えられない。

ヒンドゥー教がどうか以前に、宗教と生活がどう結びついてるかピンと来ない。

 

だから私には、雨に打たれたり足が痛かったりする不快感に勝る信仰心を単純にすごいなと思う。

逆に言えば、すごいなくらいしか思えることがない。

 


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バラナシで一番有名な火葬場のあるマニカルニカー・ガート。


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ガートの方へ歩いていると、おじさんに「ガートはこっちだよ」と声をかけられる。
そのままナチュラルにガートの説明を始めたから、「ノーガイド!」と言う。
すると、おじさんはガートのほとりにある最期を待つ人のホスピスで働いているという。ガイドじゃないと。


そのおじさんによると、ここでは1日300人。
多い時だと500人の火葬を行うらしい。
1人に3時間。
お腹やお尻など、燃え残る部位もある。
ガートの中には親族でもヒンドゥー教の女性は入れないそう。
私たちは入っていいと言われ、他にも欧米人の女の人もいた。
川のそばの低いところでは火葬代が安くカーストの低い人が、少し高いところのコンクリートの建物ではカーストの高い人が火葬される。
火は3000年絶えず燃え続けているらしく、そこから火をうつして火葬する。

全部は思い出せないけどそんなことを話していた。

 

自分でもヒンドゥー教ガンジス川の存在について来る時に少しだけ調べたこと。

 

それによると、ヒンドゥー教の人は輪廻転生について84万回生まれ変わるとされているらしい。
それがガンジス川に流されるとその輪廻転生の輪から抜け出せる。
生き死にを繰り返し生きないといけないことを苦と考えてるところ、ガンジス川に流されて一発OKとしちゃうところがなんともインドらしいなぁと思った。

 

女の人、妊婦、自殺者などは火葬されずにそのままガンジス川に流されるらしい。

そういう人は輪廻転生して人生を全うしなさいみたいな意味なのかな?

 

ガートの火葬場に着いて最初に目に入ったのは、布にくるまれた子供らしきものを抱いた女の人。
その人はお祈りが終わると子供を川に流すんだとおじさんが言っていた。
その少し横では火葬されている人がいて、燃える薪の中から足なのか手なのかがだらりと出ている。
そして火葬が終わった人の黒い遺灰を川に流している人。
その遺灰目がけて3人の子供たちが次々に飛び込んできゃっきゃ言いながら遊んでいる。

それら全てが今自分の視界の中に収まっている。

 

先へと案内されるが足がすくむ。
私はこれ以上何が見たいのか、何が知りたいのか、何かを理解したいのか。

でも理解が追いつかない光景に頭も心もいっぱいになっていて、言われるがままに3000年燃え続けている火を見に行って、カーストの上の人の火葬場もちらっと見せてもらった。

 

でももう本当にこの辺で心の何かがいっぱいで、キャパオーバーみたいな気持ちになる。

 

 

立ち去ろうとすると案の定おじさんが「ドネーションをくれ」と言ってくる。

おじさん曰く、貧しい人のために薪を買って寄付して欲しいと。

今となってはこのおじさんの手口だったのかなと思うけど、この時はもう感情が訳分からなくなっててその気持ちをどうにかしたくて、少しの足しにでもと数百ルピーを渡した。

すると「ノーノー。薪1キロで2000ルピーなんだ。何キロ買ってくれる?」

ホテルにお財布を置いて少しのお金だけ持って来てた私たち。

それを説明しても、さっきまで英語で説明してくれた人と同じ人かと思うほど通じない。

こんなとこまで来て、こんな光景の中で「お前もか!」と言いたい気持ちを堪えて、その数百ルピーだけ押し付けて逃げるように帰った。

 

「ちゃんと話そう。私はこんなのは嫌いだ。」みたいなことを言ってたけど、この時は一緒にいる友達を守ることと自分の感情を抑えることで必死だった。

 

 

逃げ帰ったホテルでは息子が楽しそうに遊んでいた。

 

ガンジス川のほとりに座っていた子供を抱いたお母さんを思い出す。

 

死んでしまったとは言え自分の手で子供を川に流すとか絶対むり。

宗教の中にある価値観を理解できない私には絶対にできない。

 

あのお母さんは、もちろん悲しい気持ちは母として変わりないんだろうけど、どんな気持ちで川に流すんだろう。

 

私がもし宗教というものを信じていれば出来るんだろうか。

 

 

バラナシで見たあのお母さんの後ろ姿は一生忘れられないだろうと思う。

 

 

いまだに全然分からないことだらけだけど、生きることと死ぬことと宗教とをあんなに感じ考える場所は、バラナシにしかないんじゃないだろうか。

 

 

 

 

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