スリランカ旅行③
シギリヤロックでくたくたに疲れた次の日。
本当はショッピングをしにコロンボの街へ出かけたかったけど、息子の体調も心配だし、息子のペースで遊べないのも可哀想なので、ショッピングはやめ。
そのかわり動物園に行ってきました。
スリランカと言えば、内陸の方にある象の孤児院が有名なんだけど、私たちが行ったデヒワラ動物園もなかなかよさそう。
この動物園、アジアで最大級らしく350種3000頭が飼育されてるとのこと。(ほんとか?)
確かに園内は結構広くて、順路通り歩くとなかなかの距離。
時間帯とかの関係もあったのかもしれないけど、動物もよく動き回ってて見ていて面白かった。
そして何よりの見どころは、、、
入ってすぐあるダチョウのブース。
。。。
塀低すぎひん?
大人のすねの高さもないくらい。
一瞬目を離したら息子なんてコロンと落ちそう。
裏に回ると、、、
ちかっ!
ちっかっ!!
見にくいけど、真ん中の島で猿を飼育してます。
いや、絶対出れますやん!
木が上の方で繋がってますやん!
象さん、いつでもご自由に園内お散歩できますよ。
いや、だから近いって!
きりーん!
跨ぐまでもなく普通に歩いてきたら出ちゃうんじゃないの?
白鳥そない厳重にします?
まぁブラックスワンは珍しいけども。
珍しいホワイトタイガーも見れます。
一応、猛獣はちゃんと管理されてるみたいでした。
園内の広さや種類の多さが売りらしいけど、そんなことよりこの管理の甘さが一番の見所やと思いますよ。
息子は動物には目もくれず、「じぶんがするの!」とベビーカーを押したがり、水溜りに入っていくのを止められて不機嫌になるというくだりを何度も繰り返していました。
怒って泣いてる息子に食べてたお菓子を分けてくれる家族がいたり、ベビーカーがぶつかってもニコニコ笑って手を振ってくれたり、スリランカの人はあたたかかった。
ただし、分けてくれたお菓子は辛くて息子は必死に水を欲してました。
ホテルに戻り、息子が昼寝の隙に私は近所を散策。
ホテルを出るなりおっさんが話しかけてきて、この先にいいお店があるだの、有名なお寺があるだの言うてくる。
あんまり時間がないし、ただブラブラしたいだけだからと断っても「まぁまぁ」みたいな感じでついてくる。
「ジャパニーズか?」
「うん。」
「うーん。。。」
(日本人って仏教だけど仏教徒って感じじゃないよなー。何て言お。)
「ブッダは好きか?」
「うーん。。。」
(ブッダのことを好きとか嫌いとかそんな目で見たことないです。)
「え?!お前ブッダが嫌いなのか?!」
「ノー、ノー。。。うーん。。。」
(だから好きとか嫌いとか。。。)
しょんぼりするおっさん。
え。
何かごめん。
最後の日はインドへ帰るだけ。
空港へ向かって雨の降る道を私たちの乗ったタクシーが走っていると、隣を走っていたスリーホイラー(トゥクトゥク)に水がはねてしまった。
スリーホイラーのおじさんは怪訝な顔。
するとタクシーの運転手さんは、雨の中窓を開けて「大丈夫か?ごめんなー!」と気づかれるまで大きな声で謝ってた。
スリランカの人、めっちゃいい人!!
町もきれいだし(インドと比べて)、騙してくる人もいないし(インドと比べて)、空気もキレイだし(インドと比べて)、料理も美味しいし(インドと比べて)、スリランカ、めっちゃいい国やん。
私たち夫婦の結論。
インドでの生活を経て旅行する国は、どこへ行ってもよく見える。
いや、ほんとにスリランカはいい国だ。
きっと。。。
↓すべてはここから始まった。