インド社会を生きるストレス

無事帰国しました。




帰りの飛行機は同じマンションのお友達と偶然一緒に。


息子は飛行機を待ってる間、友達とはしゃいで遊びまくり。

これですんなり寝てくれると思いきや、テンション上がりすぎてなかなか寝ないパターン。


そっちかーい!



夜発の飛行機は、すぐに寝るお客さんばかりで、テンションMAXの息子にヒヤヒヤ。

でも1時間ほどで力尽き瞬速で寝て、そのまま到着1時間前まで爆睡してくれました。




夜の飛行機なら息子と2人の移動も行ける気がする。


日本へは両親が一緒だったのですが、今度インドへ帰る時は私1人で息子と帰らねば、、、

しかも昼。。。



いや、今その事を考えるのはやめよう。

現実に目をつぶって日本を楽しもう。










空港を出るとひんやりした空気。


息を吸うと肺の隅々に空気が行き渡るのが分かる。

何の抵抗もなくスムーズに全身が息をしているのが分かる。


改めてインドの空気の悪さを実感。


そして空が青い!

美しい!

流れる雲をこんなにくっきり見たのはいつぶりだろう。


高速道路を走っていても不安になるほど静か。

家に帰るまで1度もクラクションの音を聞かなかった。


車は譲り合っている。

道路の車線がちゃんと意味をなしていた。
(当たり前)

車間距離が等間隔。
(当たり前)

逆走してくる車もいなかった。
(はい、当たり前)

高速道路でジョギングしてる人もいないしバイクを担いで侵入しようとしてる人もいない。
(それもそれも当たり前)


目に入ってくる風景がすべて整っている。

電線はピンと張られてぐちゃぐちゃに地面に垂れ下がっていない。
(はいはいはい当たり前)

牛や豚はいないしむちゃくちゃに渡ってくる人もいない。

道路脇の茂みがゴミだらけになっていない。





帰ったら夕方だったので王将を持ち帰って食べた。

焼き飯ぃぃぃ!

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何これ!何これ!!

こんな美味しかったっけ?

ほんま何これ!


美味しすぎてマジで泣けた。





滞在中に使うSIMカードがこちらの不備で届いていないトラブルがあったのだけど、対応が的確&丁寧ぃぃぃ!

すぐ届くようにしてくれた。


インドだったらこっちに不備がなくても届いたらラッキーだし、勝手に返品扱いになってたりする。

揉めに揉めてケンカして再申し込みしたところで、2週間は確実に届かないし、奇跡的に届いた箱はぐちゃぐちゃ。
肝心のSIMカードは割れて使えない。
なんてことになってる可能性大。





コンビニに行けばちょっと悪そうな兄ちゃんすらも順番を守り、お菓子の品揃えはクッキー、クラッカーだけ種類が豊富すぎるインドと違い、色んなお菓子がホコリもかぶらず箱も潰れず陳列してある。





店員さんは丁寧に仕事をしていて、宅配を頼んだ荷物やお釣りを投げられることもない。

思わずこっちも「ありがとうございます!」とお辞儀したくなる。







インドに暮らしているとストレスがいっぱい。



物がすぐ壊れるし、売ってるものも砂まみれだったりする。

ちょっと気を抜くと腐った野菜や果物を買ってしまうし、新たにチャレンジした食べ物がくっそ不味くて2口目で捨てたりする。

今日は風が強いとか言う理由でWi-Fiが繋がらなくなったり、1日に何度も停電して空気清浄機のスイッチを入れ直さないといけない。

頼んだ事や物が予定通りに進まないし、幼児レベルの嘘をつかれたりもする。

何かある度英語で伝えないといけないし、そんなうまく説明できない、伝わらない。
(これは自分のせいやろ)









ストレスの原因は確かに“インド”にある。


ただ、同時にストレス発散になってるのも“インド”なのかもしれない。



ツッコミどころ満載なインド人とすれ違い、心の声がダダ漏れになって「斬新すぎるやろ、その髪型!」とか言っても大丈夫やもんね。


日本で波風が穏やかな日々を送るのもいいけど、インドで波風立ちまくりの日々をプラマイゼロにして生きていくのも面白いんじゃないかと感じている自分が今とても恐ろしい。













↓すべてはここから始まった。