じゃぱーん

気温47℃にまで上がった夏もインドで過ごしたけれど、大気汚染には敵わない。

 

 

去年は息子も毎晩のように咳き込んでいた。

なのに病院でもらった吸入も嫌がってできない。

寝てる顔に吸入器を近づけてやってたけど、吸えてるわけもなく効果もなし。

 

小児科の先生にも「原因は空気だから治したかったらインドから出ていくしかない」的なことを言われ、私自身も咳で眠れなかったり苦しい日々だった。

 

 

だから今年の冬は長く帰ろうと決めていた。

 

 

11月頭から一気に空気も悪くなって、いつ息子の咳が始まるかヒヤヒヤしていたけれど、大気汚染の対策の成果なのか青空が見える日もちらほらあったり。

 

飛行機も取ってしまったけどそんな急いで帰らなくてもよかったかなー。

 

と思っていたら帰る日になってこの白さ。


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なんで今日なん?

 

飛行機飛ばへんかったらどうしてくれんねん!

 

 

 

 

旦那も早く帰ってこれない日で、家を出る時から息子と2人。

 

気合い入れまくって出発した。

 

 

のに、いきなりの大渋滞で予定してたより1時間おくれで空港に到着。

 

 

焦ったけどそんなに混雑してなくて、搭乗ゲートまですんなり行けた。

 

 

チェックインもイミグレーションも手荷物検査も、毎度走りまくって私に怒られ倒す息子に戦々恐々としてたけど、びっくりするほど頼りになった。

 

 

スーツケースは押してくれる。

私の側でじっとしてる。

大きな声で叫ばない。

抱っこと言わずに歩いてくれる。

 

 

うそやろ?!

えっ?キミ誰?

息子のドッペルゲンガー

 

 

そう思わずにはいられなかった。

 

 

「お母さんが迷子にならんように、ここ持って連れて行ってな。」

「お母さん道分からへんくなったわ。8って書いてるとこどこやろー。」 

 

こんな風に頼りにしてる感を出したのがよかったのか。

いつもならこんな風に言ってもダメなことも多いのに、本当にピンチだと感じたのか。

 

何かよく分からんけどとにかく助かった。

助かりまくった。

 

 

飛行機の中でも離陸前に寝てくれて、途中の経由地で起きたけど騒いだり歩き回ったりもせず。

そこから日本に着く間もほとんど寝てくれた。

 

あ。

1度だけ、私が目を離した隙にモニターを揺すって、前の席のお姉さんにめっちゃ睨まれてたけど。

 

そのくらいしか思いあたらない。

 

 

私も息子が寝ている横で、断崖絶壁でビバークする登山家のごとく、1ミリの寝返りも許されない状態だけど少しは寝れた。

 

 

 

日本に着いてからも「お母さん道分からない?」って私の手を引いてよく歩いてくれた。

 

本当にありがとう。

成長したねぇ。

 

 

 

 

それにしてもやっぱり空気がおいしい!

今こそ空気にマヨネーズ付けて食べる時やわ!

あー、おいしい!!

 

 

息子は出口で待っててくれたおばあちゃんをすぐに見つけ、走って行って抱きついて感動の再会。

 

外で待ってたおじいちゃんにも見つけた瞬間全速力。

 

実家に帰れば、いっちょまえなことを喋れるようになった息子に皆で大爆笑。

 

 

 

 

そして日本一食目は、


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オウショーーーーーゥ!!

 

 

インドにいる時から「王将の焼飯食べたい」を連呼していたけど、母親には言ってなかった。

 

のにのに!

 

さすが私のお母さん!!

 

 

あー、安定の美味しさ。

 

 

あれ?

でも去年の一時帰国ほど感動してなくない?

 

 

せっせと運んだ食材がもったいなくて普段出し惜しみしちゃって、帰国前とかに焦ってお肉とか食べて「うんまっ!!」ってなって、それでちょっと感動薄れてる?

的な?

 

これってインドあるあるかしら?

 

 

 

 

何はともあれ無事に帰りました。

 

 

さぁ!

今回の一時帰国も、暴飲暴食暴映画!!

 

 

 

 

 

↓すべてはここから始まった。