4歳の発想
久しぶりに息子の記録。
旦那の帰りはいつも8時半から9時くらい。
息子は、寝る準備や片付けをする時間だからなかなかお父さんと一緒に遊べない。
「いっぱいお仕事するから遅くなるんやろ!こんだけ(手で小さいを表現)くらいしかしーひんかったらいいんや!」と怒る。
土曜はいつもちょっと夜更かしして遊んでいい日。
遊びながらだんだん眠くなってくると「目がくもってきた」と言う。
表現がおもしろい。
自転車に初めて乗れた日。
それはもうめっちゃくちゃに褒めてやった。
褒めたおしてやった。
当の本人は、なんてことないってすまし顔。
だけど寝る前に
「なぁ、お母さん。今日ボク何がすごかった?」
褒められて嬉しかったんやな。
公園で遊んでて自転車で転けた。
みんながいるから「大丈夫!」と強がったものの痛かったのと恥ずかしかったのとで私に怒ってくる。
「自転車はよ起こして!重すぎる!磁石か、これは!!」
地球と自転車が磁石になったらしい。
まだまだ寝たくない。まだまだ遊びたい。
「もう夜やで。寝る時間。片付けよ。」
「じゃあボク、まだ夜じゃない国に行く!飛行機乗って行くからな!そしたら遊んでいいやろ!」
時差を利用して反論してきた。
「Sちゃん(友達の兄弟の赤ちゃん)に走り方教えてあげる夢見てん!手繋いであげてん!」
後日、本人にこの話をする息子。
「あんな、Sちゃん。夢で車の走り方教えてあげたんやで。」
そっちの走り方!
車の走る仕組みかい!
母はあなたの車愛なめてたわ。。。
絵本を読んだ時。
ももたろうが生まれる時の絵を見て
「この桃どうするん?フルーツタイムで食べるん?」
なんやその時間。
日本で幼少期を過ごした母はそんなタイム知らんぞ。
大事にしている猫のぬいぐるみ。
タンザニアに行ってからはライオンも好きになり、ライオンキングのシンバのぬいぐるみも仲間入り。
旅行に行く時、さすがに2匹連れて行かれると荷物になるし「どっちか1人だけなら連れて行っていいよ」と言った。
悩むだろうなーと思ってたのにあっさりと猫のぬいぐるみに決めた息子。
こっちが拍子抜けして「シンバはいいの?」と聞いてしまった。
「うん!シンバは猫ちゃんの予備やねん!」
予備。。。。
シンバ、ドンマイ。
寝言で「もー!寝たい!」
大丈夫、寝てるから。
テレビを見たかった息子。
「見てもいいけど寝る時間になったら終わりやで。テレビ見てたら遊ぶ時間なくなるけどいいの?」
「うん!いい!テレビ見る!」
そして寝る時間。
案の定、遊ぶ時間がないと怒る。
時間には限りがあることを説明すると
「じゃあボク時計がないおうちに住みたい。ケータイも時計見れなくする!」
そういうことではない。
寝る時間が来ると、片付けたくない、まだ遊びたいとほぼ毎日泣く。
1日の終わりにいつも泣いてるやん。
「じゃあ早く寝て夢の中でもいっぱい遊べばいいやん。」
我ながら息子に効きそうないい発想。
しかし息子は
「いっつもお母さんの夢ばっかりで全然遊ぶ夢見れない!」
えー、なにそれ。
可愛すぎるやろ。
めっちゃキレてるけどめっちゃ可愛いやん。
↓すべてはここから始まった。