ドーハ経由でタンザニア 子連れタンザニア旅行記①
3時25分
カタール航空でデリーを予定通り出発。
家を出る時に、寝ているところを抱いたらおめめパッチリの息子。
睡眠時間3時間で元気に歩き、喋りまくり。
ほんとにこの人の体力にはびっくりするわ。
おかげですんなり搭乗。
カタール航空の飛行機はキレイで快適。
私はずっと見たかった『プラダを着た悪魔』を見てアン・ハサウェイにうっとりして、息子もレゴムービーを見ながら寝た。
途切れ途切れでも映画を見てられるなんて、まだ4歳とはいえ楽になったなぁ。
約3時間半のフライトで着いたのはドーハのハマド国際空港。
飛行機を降りて建物に入ったところにベビーカーが数台置いてある。
しかも背もたれとかも倒せる結構ちゃんとしたやつ。
お店もいっぱいあるし、子供が遊べるエリアもある。
乗り継ぎのセキュリティもわかりやすくてスムーズ。
ベビーカーもそうだけど、カートとかも十分に置いてある&ここで使いたいなって思うところに設置されてるから探さなくていい。
キレイでカッコイイし、何この最高なエアポート!
寝不足の早朝なのにテンション上がるー!
息子もテンション振り切れて、走るなと言ってるのに「後ろ向きに走る!」と宣言してコレ。
何回見ても笑える。
初の中東の雰囲気。
民族衣装の人みんな石油王に見える。
空港内は近未来的な電車で移動できる。
息子が乗りたがって5往復くらいさせられた。
フードコートからは飛行機が間近に見れて息子は夢中で見てた。
子連れにはもちろん、F1や高級車の展示とかもしてて男の子連れには乗り継ぎ3時間なんてあっという間。
ネットで見た情報だと、空港内のホテルのプールや無料の市内観光もあるらしい。
どこ行くにも、たとえ遠回りになるとしても、毎回ここで乗り継ぎしたいわー。
さあ。次はいよいよタンザニアのキリマンジャロ空港に向かう飛行機。
人少なめで後ろの空席を確保。
ガッツリ横になって寝れた。
起きてからはこれまた見たかった『ベイビードライバー』
音楽とカーアクションがハマっててめっちゃテンション上がる。
息子も冒頭のカーチェイスのシーンを何回も見て楽しんでた。
午後3時頃。
キリマンジャロ空港到着!
タラップを下りて、アフリカ初上陸を果たす。
あぁ、本当にアフリカに来れるなんて!!
もう感動してる。
それから、ワクワクとドキドキ。
小さな空港。
ビザは事前に取っていたんだけど、空港でも取れるらしくめっちゃ並んでる。
迷ったけど取っておいて正解だった。
すぐに、出迎えてくれたガイドさんとドライバーさんにも会える。
今回お世話になったのは、日本人の経営する“みんなのサファリ”。
日本語ガイドのジェームスさん。
ドライバーのピーターさんも少し日本語を話してくれる。
トヨタのランクルに乗りこんで、もうそれだけで息子はハイテンション。
窓を流れる風景がアフリカーーー!
空がキレイで広ーーーーい!
大地が広いからか風が強くて竜巻がいくつも上がっては消えていた。
はー。このアフリカ感だけで幸せー!
ん?
んん?
目に入ってくるのは牛とヤギ。
たまに犬と鶏。
あれ?ソナウエスティンに向かってるんだったか?
肌の色が黒い人も、頭にカゴなどの荷物を乗せて運ぶ人も、インドで見慣れているからだんだんインドの田舎に来てるように思えてきた。
ヤバイヤバイ。
脳に「ここはアフリカー!インドじゃない!アフリカーーー!」と何度も言い聞かせながら本日の宿へ到着。
の前に、その間の車中での息子。
「なんでここはライオンいないの?」
「どこがアフリカなん?」
「なんでこの道作ったん?」
「車ってどうやって作るの?道ないとこで作ったら運べへんなぁ。」
「なんで髪の毛ないの?」(ドライバーさん坊主頭だった)
質問攻め。
そして7割サファリ関係なし。
ほぼ車関連の質問。
もうやめとけ!
一つ一つ丁寧に答えてくれるガイドさんに毎度恐縮。
テキトーに無視していいです。
すみません!
で、本日泊まるのは『African view lodge』
山が好きとツアー会社の方に伝えていたので、メルー山が見えるところを予約してくれていた。
着いた頃は雲かかっていたけど夕方少し見えて、久しぶりの高い山に癒される。
やっぱり山が好きだー!
ロッジ内もオシャレで、各部屋はコテージになってて、くつろぐスペースもあって最高に素敵な空間。
そして何よりご飯がめっちゃ美味しい!
正直アフリカ飯、なめてました。
ごめんなさい。
インドから来てるから美味しく感じるかな、くらいに思ってたけど、ほんと普通にめっちゃ美味しい!
ツアー会社の方が日本人だから、味も日本人好みのロッジを紹介してくれてるのかもしれないけど、アフリカ滞在中、1回も不味いご飯に当たらなかった。
インドじゃありえない。
まず何でもかんでも辛いし、かと思えば吐きそうになるくらい甘い。
美味しいと思ったお店でも、違う日に行くと「シェフが村に帰ってる」とかで味が全然違ったりするし。
一食目で安心の美味しさだったから、次の日の朝も安心してがっつけたわー。
ご飯ご美味しいってほんと幸せ。
夜は星がたくさん見れた。
プール脇のリクライニングで転がって息子と星を見る。
流れ星も見えた。
明日はサファリへ向かう。
どんな風景や動物に会えるだろう。
赤道近くのタンザニアなのに、意外と夜は長袖1枚では寒く、蚊帳付きのベッドで家族3人布団にくるまってぬくぬくと寝た。
↓すべてはここから始まった。