インドに呼ばれるという説
「インドには行くべき時期がある。その時期はインドが決める。」
という言葉をご存知でしょうか?
独身の頃から「いつかインドに行ってみたいなー」と思っていたものの行く機会がなく、そんなことも忘れた頃に急に旦那の仕事でインドに住むことになった私。
これが、所謂『インドに呼ばれる』というやつなのでしょうか。
インドに呼ばれたおかげで、かなり面白い人生経験が積めたなと思っています。
何もかもが日本と真逆に感じる環境、人、物。
それが腹立たしかったり、辛かったり、ちょっとした小さなことが大きなトラブルになったりするインドでの生活。。
その反面、諦めることを覚えたり、まいっかと許すことを学んだり、予想もしない自体に怒りを飛び越えて笑えたり。
人間の幅や視野も少しは広くなったのかなと感じます。
6月の一時帰国中。
来週末にはインドに戻るという金曜日。
インドにいる旦那から「本帰国が決まった」と連絡がありました。
驚きと、急すぎる話にショックを受けた私。
言われてた訳ではないけど、なぜか次の春に帰る気満々だったのでやり残してることもある。
それでもこれは仕方ないこと。
週明けには動けるように、帰国に向けて色んな手続きについて調べて、何とか気持ちを日本に帰ることに向けました。
そうして月曜には、実家から隣の県の家にいき、住民票を戻し、息子の幼稚園の申し込みの準備をし、ガスの開栓の予約やその他の手続きの準備を済ませました。
そうした作業のおかげもあって少しずつ気持ちの整理もつき始めた夜。
旦那「俺、帰れないかも、、、」
はい?
話を聞くと、温めてきた仕事が人事移動とは関係ないとこで動き出したらしく、詳しくはアレだけど「まぁ仕事だもんなー、仕方ないよなー」という感じ。
振り出しに戻る。
複雑化して振り出しに戻る。
選択肢増えとるやん。
・手続きした通り母子で先行帰国
・旦那の任期いっぱいまでインド残留
・旦那とともに本帰国。ただし旦那インド長期出張
参った、、、。
昨日までは、引越しのことカバリ(ガレージセール)のこと幼稚園のこと、あれやこれや具体的なことで頭が働きまくって眠れなかった。
今夜はどうだ。
心の迷いで先が見えなくて眠れないではないか。
ふははははははははは
次の日も悩み悩み悩み、1人の友達に話を聞いてもらって少し気持ちが落ち着いたところで、インドに残るメリット&日本に帰るメリットを書き出して見た。
《日本》
・小学校入学前に幼稚園で準備期間がもてる
・インドで空気が最高に悪くなる冬を過ごさなくていい
・僅かな単身赴任期間だけど家計にプラスになる
・家もじわじわ劣化してるから住みたい
・ご飯美味しい
・お風呂ゆっくり入れる
・何でも便利
《インド》
・家族で一緒にいられる
・今のお友達と一緒に卒園できる
・まだ旅行行ける
・メラ(マルシェみたいなイベント)にまだ行ける(12月頃開催)
・ホーリーも最後もっかいやりたい
・帰るまでにオーダーしたいもの、あれもこれも間に合う
悩んでる時、紙に書出すって大事ですね。
うん、これじゃあインドに残りたくても誰も説得できねぇわ。
半分以上が私の私利私欲。
振り返って考えてみれば、色々なタイミングが歯車のようにガチっと噛み合って動き出した。
これは『日本に呼ばれている』ということでよろしいですかな?
↓すべてはここから始まった。