地下鉄美術館 子連れウズベキスタン旅行記⑥
8月21日(水)
6日目。
今日は夜の便でインドへ帰る。
夕方までは旅のはじめに堪能できなかったタシュケントの街へ繰り出そう。
まずはテレビ塔に行ってみることに。
ところが、ホテルを出てすぐ、息子が「歩きたくない、もう歩けない」と泣き出した。
旅行しながら治したとは言えすっかり元気になってるし、サマルカンドでも結構おんぶや抱っこしてたから、そろそろ頑張ってほしいところ。
17キロ近くを毎日担ぐのはこっちもきついっす。
でもそんな緩い説得で歩くわけもなく。
結局おんぶ、、、。
地下鉄の駅を見るのも不完全燃焼だし、仕方ない。
メトロの駅までにお金を下ろしたかったけど、街にあるATMではウズベキスタンの銀行のしかダメっぽい。
ダメ元で駅のATMでチャレンジしたらいけた!
降りられなかった駅もあったけど、一つ一つどれも素敵な駅だったー。
母、大満足。
テレビ塔へはメトロの駅から徒歩10分くらい。
乾燥してる地域だから、歩道に延々とスプリンクラーが並んでいる。
散々歩かないと言っていた息子も、スプリンクラーで出来た水溜まりに入ったりしてご機嫌にずっと歩いた。
そして最終的にはズボンも靴もビッチョビチョ。
暑いからすぐに乾いたけどね。
思ってたより大きい!
建物に入ってチケットを買う。
パスポートが必要なので要注意。
パスポートを見せたところとは別室でお金を払ってチケットをもらう。
旦那はリュックをロッカーに預けるように言われたけど、私の斜めがけの荷物でパンパンになったカバンはオッケー。
どんな基準?
ちょっと緊張感のあるゲートを通らされて、タバコとライターも持ち込みはダメ。
結構厳しめ。
ソ連時代の名残りなのか、公共の施設はどこもちょっとピリッとしてる雰囲気。
色んなとこがいちいちアート。
エレベータで地上95mへ。
展望デッキは昭和感。
高い建物がないから、かなり遠くまで見渡せる。
中央アジアでは一番高い塔らしい。
アイスでも食べようかと売店で買ってみた。
可愛いパッケージ。
中のアイスが溶け出て抜け殻のチョココーティング。
ここに来るまで何回も溶けたんやんな。
うん、大丈夫よ。
こういうのはインドで慣れてるからね。
お昼は調べておいた韓国料理屋さんへ。
Mannam", Koreyskoye Kafe
https://maps.app.goo.gl/wnwynVjSM3zvRTy5A
メニューがロシア語のみ。
店員さんもロシア語と韓国語でしか話せない。
メニューをカメラで翻訳したけど、全くもってちんぷんかんぷん。
知ってる韓国料理名をとにかく言ってみる。
サムギョプサル、プルコギ、チャプチェ、スンドゥブ、、、
色々言ってみたけど発音が正しくないのかなかなか伝わらず。
というか伝わってるかもよく分からず。
結局、サムギョプサルとプルコギらしきものにはありつけたけど他は来なかった。。。
誤解のないように言っておくと美味しかったですよ。
ただ私たちに、ロシア語も韓国語も韓国料理の知識もなかっただけのこと、、、
そこからは、ホテルで荷物整理して空港へ。
タシュケントは駅も空港も近いのがいいなぁ。
時間が読みやすいしギリギリまで満喫できた。
唐突やな。
チェックインカウンターではすでにインド人が多数並んでいた。
そして、私たちが手続きしてるのに横から入ってきて何やら質問なのか苦情なのかを始めたり、荷物の持ち込める持ち込めないで揉めてたり、、、
あ、もうインドや。
イミグレーションとセキュリティ通過後は少しだけ免税店と軽食があるくらいで、長い時間潰すのは辛いかも。
子連れだと特に。
最後に、売店にひっそり置かれていたウズベキスタン航空のミニ飛行機を買えた息子は、ご機嫌でよく歩いてくれました。
インド駐在最後の旅行。
色々あったけど、ウズベキスタンほんとに最高だった。
またいつか、、、いつか来れることを夢見て。
夢見ながら、最後のインド入国で旅行がプラマイゼロになるくらいイラついて、まだ少しインドにあった心残りが「やっぱりもうインドはええわ。」と思えた。
そんな最終日でした。
↓すべてはここから始まった。