トイレットペーパー
住み始めた頃。
もともといくつか備え付けてあったトイレットペーパーがなくなり、自分で買いに行きました。
ゴワゴワなのも嫌だし、見た感じ柔らかそうなものを見つけて値段を見る。
!!!!!
一つ100円くらい。
ウソやろ?
12ロールで1200円?
インドお得意のウソやろ?!
インドのトイレは、便器の横にシャワーが取り付けられています。
手で洗うのが基本らしい。
じゃあ手で洗ったあとは何で拭くの?っていうのは未だに疑問だけど、、、
トイレットペーパーが置いてないトイレもちょこちょこ遭遇するし、トイレットペーパー自体の需要があまりないせいで高いのかな、、、
とにかく高すぎる!!
別に特別柔らかいわけでも、いい香りがするわけでもない高額なトイレットペーパーを、チミチミ使う生活をしていました。
ある時、同じサービスアパートのお友達が、何でも無くなったって言うたらくれるよーと教えてくれました。
その日から、うちのトイレットペーパーチミチミ問題は解決。
これ、くれるトイレットペーパーなんですけどね。
とにかく少ない。
お腹壊し気味の時とか5回行ったらなくなりますからね。
ほんで掃除のお兄さんも言わないとくれない。
少なくなってきたし補充しとこか。みたいのは求めても無理だと分かってるけど、残り3つくらいになる度「トイレットペーパーおくれ。」と言わないといけなくて、めんどくさい。
出かけたりして掃除の時間に家にいられない+次の日休み、とかだと、またトイレットペーパーチミチミ問題が浮上していました。
旦那が管理会社に「10個以下にしないで!」ってメールをした日。
家に帰ると、トイレの窓がトイレットペーパーのピラミッドで埋まっていたこともあったりして、ちょうどいいくらいがほんとにできないわー、この国。
一時帰国後。
いないのが分かっているからか、明らかに掃除が手抜きされていました。
息子用の遊ぶ部屋もホコリまみれで、大きな毛玉みたいなんがゴロンゴロン。
掃除のお兄さんもちょっと調子乗ってるやろって感じで、仕事しながらずーーーっと電話して談笑してるし、家の壊れてるとこ直してって頼んでも手配するの忘れてるし、トイレットペーパー補充頼んでも忘れるし。
翻訳機能を使って「トイレットペーパーが少なくなったら補充してください」とヒンディーで書いてみたりしても、その時は補充されるけどまたすぐ忘れる。
電話ばっかりしてるのもあったし、手紙を書くことにしました。
『あなたの仕事は丁寧です。
私達はあなたを信頼して家を預けています。
息子もあなたが大好きです。
しかし、あなたは最近、すぐに頼んだ仕事を忘れます。
仕事中も電話ばかりしています。
このままでは私たちは管理会社に報告しないといけません。
電話よりもするべき仕事をきちんとしてください。
トイレットペーパーは少なくなったらきちんと補充してください。』
翻訳機能を使いながら、どこからどう生えてきてるか分からない文字を一生懸命書きました。
ただ、トイレットペーパーを補充してほしいがために。
その後2週間くらいは、きちんと補充してくれていました。
トイレットペーパーを。
そしてまた最近、忘れとるんですよ。
トイレットペーパーの補充を。
こないだ会った時に「最低5個な!5個より少なくなったら絶対補充しといて。」と言ったら、嫌な予感が的中。
その日5個持ってきてその任務は終了されていました。
後日会ったときに
「いつも5個以上にしといて!ピラミッドになっててもいいから!私たちはトイレットペーパーが必要です。ジャパニーズは手で拭かない!トイレットペーパーで拭くから!オーケー?!」
って言いました。
こないだ、別のことで「Excuse me ?」と声をかけたら「トイレットペーパー??」って言われました。
分かってるんやったら補充せーやーーーー!!
私、どんだけトイレットペーパー欲しい人やねん!
↓すべてはここから始まった。