迷った時は地図を見よう
インドに住んでいたある夏のこと。
私は盛大に道に迷っていた。
苦労して歩いたのにあっちもこっちも行き止まり。
大きな岩を乗り越えたり、落とし穴を助走を付けて飛び越えたり。
それでも避けきれなくて、いっぱい転けて血まみれ状態だった。
そんな時、ある人がこっちに地図があるよーって手招きしてくれた。
見に行ってみると、私が好きそうなお店がある道や好きそうな景色がある道を教えてくれた。
この坂道キツいけど花がたくさん咲いてるから楽しく歩けるよ、とか。
他にも、ここは通るの苦手だと思うよって道も。
その地図を見せてもらうと、そこには“私”が詰まってた。
その地図をもっとよく見れる人がいるらしく、その日その時間たまたま通訳してくれる人も一緒に、その地図がよく見れるインド人のおじさんのところへ行った。
まるでおじさんに呼ばれたかのように。
すごい。
おじさんすごい。
地図の中で私が通りたい道がめっちゃ見えてきた。
通りたいけど避けた方がいいかなって道も。
そしてインド生活が終わろうとしていた時。
毎日が送別会や引越しなどで分刻みのスケジュール。
そんな中、普段会わないしほとんど深い話なんてしたことない人が、「私地図見れるんだけど一緒に見てみない?」って言ってくれた。
そして偶然ぽっかりと予定のない時間があった。
これも、まるで何かに呼ばれてるかの様だった。
その人も、その時の私の現在地をピンポイントで教えてくれて、ゴールはこっちの方だよって教えてくれた。
そんな感じで私は“占い”に出会った。
それまで占いっていうのは“当たる”か“外れる”か、そんなもんだと思ってた。
でもそれが間違ってたことに気付いた。
そう、占いは迷った時に見る地図なんだ。
どこかで道に迷ったら、みんなGoogleマップを開くよね。
Googleマップは目的地とその最短ルートを教えてくれる。
占いっていう地図は、それ以外の情報もたっぷりくれる。
得意な道、好きな道、寄り道したら楽しい道、不得意だけど私なら乗り越えられる道。
どんな景色でどんな匂いがしてどんな風が吹いてるか。
そして背中を押してくれる。
もちろん迷ってもその迷いすら味わいたかったら見なくていいし。
教えてもらった道よりやっぱりこのまま進みたいと思ったら進んでみたらいいし。
ピンときたとこだけいいとこ取りすればいい。
私は占星術に出会って心が軽くなった1人。
息子のことも、私の育て方がダメなのかなぁって思ってたとこも、他人から「この子は○○だからしょうがないよ。むしろ○○なとこ伸ばしてあげるといいよ。」とか聞くと目からウロコでめちゃくちゃ納得して、黙って見守ってやれるようになった。
自分のここがダメだなぁって思ってたとこも、他にもってる面を意識することでうまく緩和できたりした。
宇宙創造の話とか宇宙がどうなってるとかいう話が大好きな私には、単に知識としても面白いし奥深い。
そして占星術を知ってから流れがぐんぐん来てること。
流れに乗って進んでみたらさらに面白いことやってる人に出会う。
その中でマヤ暦にも出会ったし、インド時代の友達が占星術やってて教えてもらえることになったりしてる。
2020年12月22日から占星術でいう風の時代に入った。
ホロスコープに水瓶座を持ってる私がとってもわくわくを感じてる。
正直そんなん関係ないかもしれんと思ったりもするけど、色んな流れがきてて楽しいと感じてることは確か。
もっと勉強して、いつか誰かの心を軽くできたらいいな。
↓すべてはここから始まった。