ネパール旅行②山が見えるところに住みたい
ポカラに到着すると日も落ちる頃で、雲の間から少しだけヒマラヤが顔を覗かせていた。
てか、何これ。
息ってこんなしやすかった？
空気ってこんな美味しいもんなの？
肺の末端まで空気が入っていくのを感じる。
大気汚染が深刻な季節になってきたインド。
息子も夜中にひどい咳をしてたけどネパールに来てからピタッととまっている。
体は正直だ。
ホテルにチェックインしてからご飯を食べに出かけた。
ポカラには日本食レストランが何軒もある。
現地の料理には目もくれず迷わずに日本食！
子供がいるからとか関係ない！
辛いのもマサラもいらない。
匂いすらも今はいらないんだ！
インドで食べるよりも美味しいし安い日本食！
最高ですっ！
途中、停電して真っ暗になったけど、息子の動じなさにインド暮らしの逞しさを感じた。
ホテルのお湯が使える時間が決まっていたので急いで帰ってお風呂を済ませる。
ふと窓の外を見ると星が見えた。
ホテルの庭に出ると満天の星空。
うっすら天の川も見えた。
星なんていつぶりだろう。
インドの上空にも同じ星が輝いてるはずなのに、、、
月すらも見えぬインドの夜空。
寝ようと思ったけど、そうだ、寝間着を忘れてきたんだ。
明日は忘れずにどこかで買おう。
朝、ひんやりと冷たい空気を感じて目が覚める。
と同時に窓からの景色が目に飛び込んでくる。
「見て！見て！」
すでに起きていた旦那を呼んで窓を開けた。
飛行機からのとはまた違う、見上げるヒマラヤ山脈。
冷たい空気の中に聳える山々は圧倒的な存在感。
めちゃめちゃかっこいい。
ほんとにかっこいい。
どうせこのすごさを表せる言葉なんてないんだから安っぽい言葉でいい。
とにかくかっこよくて圧倒される。
町を歩いていてもふと目をやると山が見える素晴らしさ。
インドのグルガオンでは高い山はもちろん、丘すらもない。
それがいつも寂しく感じていた。
山が見えるというだけで、なんだかどっしりした安心感がある。
人や暮らしや町並みがかわっても、昔から変わらずにそこにある。
そしてそれはこれからも変わらない。
それがとても心強いような励まされるような見守られているような、そんな気持ちになる。
ここへ来て、山の存在は私にとって重要なものだったんだなと気付いた。
↓すべてはここから始まった。
ネパール旅行① そうだ！ポカラへ行こう！
悩みに悩んで決めたネパール旅行。
決めたはいいけどネパールのどこへ行けばヒマラヤ山脈見えるの？
首都カトマンズからも見えるの？
昔友達がネパール一人旅していたのを思い出して、質問攻めの刑に処した。
カトマンズから１時間の距離にナガルコットという村があって、そこならエベレストが見えるらしい。
もちろんヒマラヤ山脈も。
ただしエベレストはほんの少しだけ。
特に何もないところだから何泊もするほどじゃないとのこと。
ポカラもヒマラヤ山脈が間近に見えてすごくキレイ。
食べ物も困らなさそうだし、ボートとか乗れたり観光も色々出来るからオススメ。
ただ、カトマンズからさらに国内線で移動になるのが、子連れだとしんどいかなって教えてくれた。
さぁ、どうしようか、、、
飛行機移動(厳密には乗ってる間より手続きしてる間とか搭乗を待ってる間)は息子がグダグダになって確かにしんどいけど、せっかくならキレイなところに行きたい！
ってことで、ほんとは「さぁd」くらいでポカラに行こうと決まっていた。
インドよ、さらば！
いざ、ネパールへ！
カトマンズの空港は小さくて、飛行機を降りたらバスで建物へ移動。
事前にオンラインで申請書を作っていたのでそれを持ってビザの申請をする。
すんなりビザも取得、入国もできた！
国内線は少し離れた建物だから、重い荷物と歩かない抱っこマンの息子を抱えて移動。
国内線のセキュリティを通り待合室でひたすら待つ。
こんな搭乗券初めて。
手書き、、、
名前もないんや、、、
そしてまさかの自由席だから、絶対に山側の席をゲットせねば！
搭乗アナウンスに全神経を集中してダッシュ！！
まさに椅子取りゲーム！
ポカラへの飛行機は30分遅れで出発。
バス1台分くらいの人数しか乗れない小さな飛行機。
無事山側の席ゲット！
よしっ！
旅行の度に、パスポート忘れたり、息子が吐きまくったり、FRROが切れてたり、何かトラブル発生の我が家だけど今回は優秀やん！！
はっ！！！！！
N･E･M･A･K･I忘れた。
前の日の夜、眠すぎて準備を諦めて寝た。
だってどうせ明日の朝使うものもあるし、、、
大丈夫。なんとかなる！
って思って寝たんだよなー。
案の定朝バタバタ準備したからなー。
そういえば、あれも入れてない。これも忘れてる。
まぁなくても何とかいけるけどちょっとテンション下がりかけ、、、
ふぁーーーーー！！！！！
すごい！！！
今まで見たことのない圧倒的な大きさの山。
ゾクゾク鳥肌。
かっこいい！
美しい！
神々しい！
あとなんて言葉があるの？
表現出来ない、こんなの！
ついに！
憧れのヒマラヤ山脈に出会えたー！！！
↓すべてはここから始まった。
私はインドに住んでいる！
★念願のサダルバザールへ。
元々一人旅が好きで、海外のローカルな町やマーケットにわくわくするタイプ。
気持ち的には一人でも全然来てみたかったんだけど、やっぱ旦那の仕事で来てるから何かあったらダメだし、噂ではすんごいところだと聞いてただけに行けずにいた。
それを聞いたお友達が連れてやるぜ！と。
いやっほーーーい！
砂埃とそこら中に落ちるゴミにずっと顔をしかめてたけど、もんのすごーーーく楽しかった。
新鮮なお野菜がたくさん。
床屋さん。
また丸坊主にしたくなったら来てみるか。
靴と本。なぜ一緒に売ろうと思ったのか聞きたい。
いやいや、ここは無理でしょうよー！
両側数センチの道を行く車。
これは店舗と呼んでいいの？
ディワリ(インドのお正月)に玄関に飾るらしい。
粉の袋にささってるプレートに粉をかけると柄のところだけに粉が抜け落ちて絵が描ける。
布やリボン屋さんもたくさんあった。
何作ろうかわくわくするー！
この釜何年、、、いや、何十年使ってるんやろ。
この油も何十年と継ぎ足されてる、、、わけないよね？
ないよね？？
今回は見るだけで楽しかったけど、今度はがっつりお買い物に行くぞーー！！
★Hauz Khas Fort
暑さもすこし和らぎ、だいぶ過ごしやすくなってきたので行ってみました。
この辺はショッピングエリア。
探検しがいがありそうなオシャレなお店がたくさんあった。
そのエリアの奥に
いい雰囲気の遺跡があって楽しい。
迷路みたいで息子も走り回る。
どこへ続く階段なのか、、、
わくわく。
ゴミかーーーい！！
庭では自撮り好きのインド人がいいカメラで人目も気にせずポージング。
あぁ、インドだなー。
もうどうしようもなくイヤになる時もあるんだけど、今すごいインドが楽しい、面白い！
たまに「わ！私インドに住んでるやん！」と改めて思う今日このごろ。
↓すべてはここから始まった。
旅行迷子
もうすぐインドのお正月、ディワリ。
去年はスリランカへ行った。
今年はどこに旅行しようか。
特別今ここに行きたい！ってところもない。
かといってインドにいるのもなぁ。。。
ドライバーさんも休みになるし、お店も休みになるところが多いからデリバリーとかもしにくくなるしなー。
花火や爆竹で空気も一気に悪くなるし、夜遅くまでうるさいらしい。
それに、せっかく(我慢して)インドにいるから、その間に色々海外旅行しておきたい。
ドバイとかどう？
友達のいるアブダビにも行ってみたいし。
と思ったけど、ちょうどディワリの頃は友達いないらしい。
ならまたの機会にしよう。
じゃあその近くのオマーン？
周りのお友達もよく行ってるしすごくいいらしい。
興味はあるんだけどお金かかるよなー。
ネパールはいつか行きたいけど、山歩くには3歳の息子じゃきついかな。
駐在最後の年とかにしようか。
日本からだとわざわざ選ばないような、みんな行かないような国にしてみる？
アゼルバイジャンとかどう？
調べてみると近代的な建物と異国感満載の町並みが面白そう！
でもビーチやプールはもう寒くて入れなさそう。
うーん。
トルコやあの辺もすごく行ってみたいけど、さすがに今行けないしなぁ。
足を伸ばしてヨーロッパ？
イタリア？
ギリシャ？
お！エーゲ海とか！
調べたら海キレイすぎ！
でもシーズン的に入るのは無理そう。
なら山か？
スイスとか？
こちらも積雪状況によっては、行きたいナンバーワンのユングフラウ鉄道が乗れないかもしれない。
北欧もいいなー。
あー、、、飛行機高い。遠い。
移動だけでぐったりなりそう。
とりあえずどこか行こうって旅行にしてはちよっともったいないか。
完全に迷子の旅行計画。
無理矢理海外旅行なんて贅沢な話だけど、こんな連休くらいインドから出たいんだーーー！
美味しい空気を吸って青い空見て美味しいご飯食べて。
そんな当たり前のことがしたい。。。
はー。。。
そんな当たり前が。
おっと、落ち込んでる場合じゃなかった。
やっぱり、どこの国でもベストシーズンに行くのがいいよな。。。
ん？？
ネパール、めっちゃベストシーズンじゃね？
もっかいちゃんと調べると、飛行機も安いし2時間くらいで行ける。
行ったことのある友達に色々聞いてみると子連れでも全然行けそう！
よし！ネパールだ！！
もともとスノーボードが好きで雪山の景色が大好きな私達夫婦。
登山家の人の本とか映画とかも好き。
いつかはこの目で見たいと思ってたヒマラヤ山脈。
さっそく、日本から送ってもらうように頼んでた荷物の中に本や映画を入れてもらった。
てなわけで、ネパールに向けて山温度上昇中です！
↓すべてはここから始まった。
面倒くさがりのお裁縫
私はものすごく面倒くさがり。
何をするのもやり始めるまで腰が重いし、何でもできるだけ後回しにしようとする。
目先の面倒くさいことを回避するために、更に面倒くさいことを引き起こしてしまったりする。
服のほつれを発見。
脱ぐの面倒くさい。
着たまま縫うたろ。
縫いにくい。
縫わなくていい所も一緒に縫っちゃう。
ほどく。
結局脱いで縫い直す。
とか。
最初からサッと脱いで縫うほうが遥かに早く終わるのに。
物作りもやり始めるまでは、道具を出すのが面倒くさくてなかなか。
でもやり始めて波に乗ると楽しくてどんどん作れてしまう。
お裁縫で好きなところは、ひっくり返した時にどうなるか縫う順番や方法を考えるところ。
数学で唯一好きだった図形の問題を解いてるみたいな感覚。
失敗しても「あー、こうなるのかー！」と発見できたり、「じゃあどうしたら成功するか」を考えるのが楽しい。
(ただし失敗が何回か続くと突然面倒くささに襲われる)
インドは可愛い布が安く手に入る。
シュシュやヘアバンド、子供のズボンや自分のスカート。
型紙もいらないような簡単なものなら、ちょっとの時間で作れるし、作った感も得られていい感じに達成感。
ただし、ここでも面倒くさがり故の失敗続出。
採寸を面倒くさがって目分量で布を切って失敗して布が足りなくなる。
線引いてちゃんと裁断するのが面倒くさくて、布を折って出来るだけ幅を狭くして一気に切って失敗。
アイロンで折り目を付けるの面倒くさいから縫いながら適当に折る、ガタガタ、失敗。
などなど。
次からはちゃんとやろうと思うんだけど、またその時に面倒くささが勝ってしまって同じ失敗を繰り返している。
そんな私に絶好のチャンス到来。
お裁縫の得意な人に教えてもらえることになったのです。
型紙どうやって取るの？
布の端っこってどうやって真っ直ぐ切るの？
まち針？使ったことない。どうやって刺すの？
ミシンって絶対返し縫いするもの？(いつも気まぐれにしたりしなかったりだった)
ミシンかけながらまち針取って行くの？
書き出したら小学生レベルの質問でヤバいな。。。
でも、せっかくの機会だから恥はかなぐり捨てて聞きまくりました。
きちんとやっちみるとやっぱり面倒くさい。
でも、当たり前なんだけど、きちんとやるときちんと出来上がっていくのが気持ちいい！
この機会にお裁縫の面倒くさがり卒業できるかな。
↓すべてはここから始まった。
ネタ帳 in india②
チャッチャッチャラ♪
ベッドの まわりーに 何もかも脱ぎ散らして～♪
本日は小ネタ集です。
#商品に値段直書き
#ま、油性であっても消えるんでしょうけど
#前にホワイトボード用のペンを探していた時
#むしろ消えないペンがないと言われた
#ガソリンスタンドってそこから作るんや。。。
#この後地面が平になったくらいから営業してました
#むき出しの状態で
#キャンディー入れとく労力でコイン入れといてもらえませんかね？
#お釣りがキャンディーはもう勘弁
#水着屋絶賛営業中
#顔！！
#腕！！
#がんばれ！！
#セール中の靴屋
#いいやんと思うのがあったのに片方見つからず
#試着した靴ポイポイ投げるのやめて
#ディスプレイの仕方が斬新
#試着するにはピンを抜かねばならない
#試着後ピンが見つからない
#牛は神様の乗り物
#神聖
#神も渋滞に巻き込まれる国インディア
↓すべてはここから始まった。
息子のおもちゃ
車大好きな息子。
こないだインドのおもちゃ屋さんでレスキュー隊セットを買いました。
その中に大好きなレッカー車も入ってました。
こうなります。
そして、
こう。
あれ？
乗らない。
はしご車は大きいから無理か。
あれ？
これもちゃんと乗らない。
この状態から動かすからすぐにタイヤが外れる。
これも、、、
これも、、、
いやいやいや、、、
全く別のミニカーが乗らないなら分かる。
セットで売ってて何で乗らないの？！
お！
乗った！！
と思ったら、、、
レッカーしようとするとすぐ落ちる。
息子、発狂。
せやんな、、、
乗せたいよな。
分かるよ。
結局セット内容のミニカーはひとつも乗らなかった。
ローカルなマーケットとかじゃなく、ショッピングモールのちゃんとしたお店だったんだけどな、、、
数日後、偶然トミカのレッカー車が手に入ったけど、違うメーカーのミニカーもたいていのものは乗る。
さすがトミカ。
同じお店でこれもゲット。
楽しそ～！
How to ビデオが付いてたから見ようと開けると。
割れとる。。。
パンダの顔、腹立つ。
しょうがないからYouTubeなどで乗り方見ていると出てくるのは『skate cycle』
私たちが買ったのは『serpents scooter』
パチモンかーーーい！！
数日後、旦那が練習していたら壊れました。
そもそも1つネジがなかったし。。。
お金ドブに捨てたった！！！
↓すべてはここから始まった。
