今年もさくっと映画記録

今回の一時帰国中も、映画をよく見ました。

 

やっぱりほとんどの映画を倍速で。

邦画は倍速だと聞き取れないことがあるから、字幕にするのがオススメ。

って誰も倍速で見る人いないか、、、

 

 

一時帰国からしばらく経ちますが、サクッと備忘録。

 

相変わらず重めの映画ばかりです。

弟に「どっからそんな暗い映画ばっかり情報集めてくんねん!」と言われましたがね。

 

あらすじなどはググっておくれやす。

そして、ネタバレしてたらごめんなさい。

 

 

『LION ライオン 25年目のただいま』

インドではすっかり見慣れてしまった物乞いの子たちも、もしかしたらサルーのように迷子の子もいるのかもしれない。

サルーは運良く裕福な里親のもとで育ててもらえたけど、そのまま路上生活してるような子だっているんだろうなと思うと、インドでよく見る光景がまた違って見える。

再会の場面を必要以上に感動的に作ってないのがよかった。

素直に感動できた。

やっぱりこういうストーリーは母親の気持ちに感情移入してしまって辛い。

どんな思いで何十年も息子を探していただろう。

里親のニコール・キッドマンが養子をもらった理由を語るシーンがとても印象深かった。

素晴らしい慈愛に満ちた考え方だなと思った。

サルーの幼少期を演じた男の子を筆頭にキャストがめっちゃよかった。

映画を見たあと、GoogleEarthで給水塔のある駅を探しだした。

駅を見つけた瞬間、サルーとグドゥがはぐれる瞬間を見てしまったような気持ちになった。

 

 

 『ギフテッド』

子育てしている身としては、多かれ少なかれ共感するテーマなのかなと思う。

その子の今にとって、その子の将来にとって、本当にいい選択とは何なのか。

インドに住んでいるのもあって、スクールなどの環境をどう選ぶかすごく悩む。

まだまだ悩んでいる最中。

子育てってずっとそうなんだろうな。

 

 

『わたしは、ダニエル・ブレイク』

ストーリーはシンプルだからわかりやすい。

弱者に冷たい社会の仕組み、役所のシステムの矛盾にめっちゃ腹立った。

誰のための制度なの?って。

お母さんが配給の缶詰をむさぼってしまうシーンはすごく悲しくて泣けた。

 

 

『追憶』

安藤サクラが見たくて見た映画。

全体にちょっと雑でちょっと入り込めなかったかな。。。

いい俳優さんたちだから、もっとストーリーに深みが欲しかった。

 

 

『汚れたミルク/あるセールスマンの告発』

実話に基づいた問題作。

公開されてない国もあるらしい。

インドの近隣国といつ話でもあり、貧しい生活をしてる人たちの光景も似たような感じで胸が痛んだ。

企業側がすべて悪いかというとそれは違うし、企業に立ち向かったアヤンの勇気や葛藤も分かるように描かれてる。

鑑賞した後日、モデルになった企業のサイトでこの映画について言及してる部分があるのを発見。

映画見たらそっちも読んでみたらいいかも。

 

 

ハクソー・リッジ

これも実話。沖縄戦の話。

武器を持たない兵士の人がいたなんて知らなかった。

信念を貫く強さは単純にすごいと思ったけど、戦闘シーンや地獄のような敵味方関係なく折り重なって倒れているシーンは見てるこちらも平常心を失う。

戦争の無意味さを本当に感じる。

 

 

この世界の片隅に

良いとは聞いてたけど本当に見てよかった。

主人公ののほほんとした性格もさらに戦時中の生活や緊迫感を浮き彫りにしていた。

自由恋愛結婚じゃなかったからこその微妙な恋心とかも、どんな時代も変わらないものを感じて、だからこそそれが戦争によって壊されるべきものじゃないと思えた。

主人公の声もすごく合っててよかった。

原作の漫画もすごく読みたい。

 

 

『怒り』

端から端までキャストがすごい。

そしてその全員がこれ以上ないくらい才能を発揮してた。

3つのストーリー、それぞれの映画を見たような満足感。

ストーリーは重く苦しい。

見てるこっちも試される。誰が犯人なのか。

この人じゃないと信じたい。でも疑いを持ってしまう。そしてそれを相手に伝わってしまうことで今までの信頼関係は一瞬にして壊れる。疑った自分を責めて苦しむ。

信じること、疑うこと、疑われること、怒り、憎しみ、悔しさ。

そういう感情が詰まった1本。

すごい作品だと思う。

 

 

それでも夜は明ける

奴隷制度の話。

主人公は間違いから奴隷にされた人だったけど、じゃあそうじゃない人は奴隷にされていいのか?違うだろ。っていう気持ちがずっともやもやして見てた。

それが当たり前の時代だったんだろうけど、今自分の時代でも、当たり前だと思って見過ごしてること、誰かを無意識に傷つけてないかとかちゃんと考えないといけないなと思った。

 

 

『沈黙-サイレンス-』

日本人の特徴、日本的な雰囲気がものすごくよく表現されてたのに、監督が日本人じゃなくてびっくりした。

キリシタンが弾圧された時代があったことは知っていたけど、この映画をきっかけに調べてみたら、弾圧や拷問はともかく、キリスト教を禁止にしたかった日本の幕府のことも理解できた。

目の前の命か、自分の信仰か。

その時に信じる神は助けてくれるわけではない。

人間の弱さや強さを素晴らしく描いている映画だった。

キチジローにはやきもきさせられたけど、でも彼が一番人間らしくて、窪塚洋介の演技はやっぱすごいなと思った。

 

 

クロッシング

ずっと何年も前から見たかった映画。

北朝鮮の脱北の話。

救いがなくて辛いけど、これが現実な人も沢山いるんだろう。

家族をおいて命懸けで薬を求めて辿り着いた韓国で、処方箋さえあれば無料でその薬がもらえると知った時の気持ちはどんなだっただろう。

生まれた国が違うだけでこんな不運が待ってるなんて、、、

お願いだから自分の国の国民のこと救ってやってくれよー!ってあの人に言いたい。

 

 

『おかあさんの木』

小学校の時に、学芸会でこの話をやった。

今でも歌を覚えているほど印象に残っている。

昔を振り返って語られるシーンが薄っぺらすぎて正直いらなかった。

 戦地へ行く人ももちろん大変だけど、いつ帰るか分からない大事な人をただただ待つというのも苦しくて辛いことだな。

 

 

アイヒマンの後継者 ミルグラム博士の恐るべき告発』

この実験のことを知らなかったから、勉強になった。

ドキュメンタリーに近い感じ。

あんな程度の命令で人は残酷な現実から目を背けて従ってしまうもなのんだな。

 

 

『ザ・トゥルー・コスト ファストファッション 真の代償』

 ずっと見たかった映画だけどレンタルになくてDVD購入。

タイトルの通りのドキュメンタリー。

服を自分で作るようになったからこそ分かる、その大変さ。

私もこの映画に出てくるようなお店でたまに服を買う。

売る側にも買う側にも責任があるすごく大きな問題。

服だけじゃなく、物が作られる過程に目を向けて本当にその値段が物の価値に見合ったものなのか考えないといけない。

安いというだけで買って、誰かの生活や安全を踏みにじる側に加担していないか、考えるべき問題だと思う。

この映画を見ると、“真の代償”という言葉は心に重く残る。

この時代、たくさんの人が見るべき映画だと思う。

 

 

 

↓すべてはここから始まった。

インドのモーターショー

車好きの息子のために行ってきました。

インドのモーターショー、Auto Expo 2018。

 

週末、オープン時間に合わせて開場へ行くともう結構な人が並んでいた。

どこへ行っても、たいてい午前中は空いてるのでちょっとびっくり。

でも日本のモーターショーに比べたら全然空いてるらしい。

 

インドのイベントにしては綺麗にディスプレイされてた。←失礼

 

 

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とにかくめちゃめちゃ広い会場。

インド帰ってから久しぶりにこんなに歩いた。


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いつも町中で見るボロッボロのトラックもはじめはこんなにキレイなのね。


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視界に入るインド人、8割これ。


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柵がしてある展示物なのに、息子が熱心に見てると中に入れてくれて、さらに乗せてくれた。

そしてチョコまでもらう。

ほんとこういうとこ優しい。

 
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 ダンスが始まったら警備員も警備そっちのけで見に行く。

ほんとそういうとこどうなん?

 

 

バイクのアクロバット走行のショーとかもあってめちゃめちゃ楽しんだ息子でした。

 

でもな。

モーターショーやで。

モーターショップちゃうで。

 「ボク昨日モーターショップ行ってきてん!」って大きい声で言わんといてな。

 

 

 

↓すべてはここから始まった。

今年もミシンやるぞー☆

 一時帰国中にミシン熱冷めちゃったらどうしようとか思ってましたが、全く冷めず。

むしろ離れてる間に愛が深まるやつです。

 

実家のミシンを貸してもらって少しやっては見たものの、フットコントロールに慣れちゃってる私はなかなか使いこなせず。

 インド帰ったらあれ作ろ、これ作ろばっかり考えていました。

 

本屋に行けば手芸コーナーばっかり。

ショッピングモールでも手芸用品コーナーに必ず立ち寄り、ひとつのお店にロックミシンからDカンまで揃ってることに感動。

 

そして布の値段を見て「ん?150円?インドと変わらん?ってインドより安いんちゃうん?!」と思ったら150円は10センチの値段で目ん玉飛び出た。

インドの布ももちろんピンキリだけどメーターで250円くらいとかやもん。

リネンも日本だと1メートル買うだけでなんかいい服買えそう。

 おーこわっ!

 

日本だったらミシン、ハマりたくてもハマれなかっただろうな。。。

 

 

最近は人のものもちょこちょこ作らせてもらう機会も増えてきた。

 

でも預かった服や布で失敗して、ダメにしたり違うものに変更してもらったことも何度もあった。 

心折れそーって瞬間もあったけど、新しい技術にワクワクしてる自分がずっと勝ってる。
まだまだ知らないことがたくさん。

できないことがたくさん。


今までは何かにハマっても面倒臭くなってそのうちしなくなってたけど、本当に服作りは好きなんだなーと改めて思う。

一歩一歩、コツコツというのが苦手な私だけど、 ミシンはこのまま長く続けられそうな気がする。

 

 

 

↓すべてはここから始まった。

息子記録

どの時期もその時の可愛さを満開に咲かせる子ども。

ただいま息子4歳半。

今までなら一生懸命に話してくれても「??」と思う場面も多々あったけど、自分の思うこと感じることを何でも言葉にできるようになった。

その脳内をダダ漏れに伝えてきてくれるから面白いし可愛いし気付かされることもたくさん。


そんなことをまとめておこう。

 


習い事を始めた息子。
とても楽しんでるらしく教えてもらったことを話してくれる。
今日は何やったん?先生何て言ってた?
「んとなー。『はい。ガタガタしないでください。』って言ってた!」

息子よ。それは注意や。じっとしとこか。

 

 


牛乳ってどうやって出来るか知ってる?
「んっとー、山から牛乳が流れてきて牛さんがデリバリーしてくれるんやで!」

牛の役割そっちー!!
そやな、牛はいつも道路歩いてるもんやもんな。

 

 


日本のスーパーで、買おうと思ってたお惣菜が無かった時。
店員さんがすぐ作りますよと言ってくれて、待っていると
「早くしてしてもらえませんか?」

やめてくれー!

このエピソードを、帰って家族に話して笑っていたら
「なんで笑うの?悪いことちゃうやんか!」

そやんな。
可愛くて笑ってるんやけど、もうそういうの恥ずかしいんやんな。

 

 


「ねぇ、ねぇ、おじいちゃんはお子様の時なんて名前やったの?」
お子様。お子さま。笑
お子様ランチとか言うからな。
ほんでおじいちゃんは呼び名なだけで、おじいちゃんって名前に改名してないしな。

 

 


なんでもかんでも大好きな車に絡めて、上手に遊ぶ息子に、旦那が「遊びの天才やな!」と言った。
すると真顔で「えっ?ボク10歳(てんさい)?」

英語で10はtenやけども。

 

 


最近“死ぬ”と言うことに興味があるらしい息子。
「どうなったら死ぬの?」
大きくなったらいつかみんな死ぬんやで。
「じゃあボクもうご飯食べない。大きくなったら死んじゃうから。」
食べへんかったら大きくなる前に死ぬで。

すると今度は、小型犬が歩いてるのを見て「ご飯食べへんから小さいまんまなんやな!」
そういうことではないんやで。

「天国にホテルはある?プールにトミカ持って行って遊べる?」
天国はどっかの国やと思ってんのかな?

「天国はテーブル持っていける?テーブル出してパーティーしなあかんな。」
パーティーしなあかんて。
インド人か!

お芝居とかで倒れてる人を見たら「え?死んだん?」

スーパーの魚を見て「これ死んでるん??」

「おばあちゃん、ボクが大きくなったらもう死んでる?」
答えにくいわ!

 


エレベーターで大柄な人が乗ってきた時。
「この人来たら狭くなったなー!」

 

割り込んで来た車に「運転してる人インド人やな。」

 

友達が来るのめっちゃ楽しみに待ってたくせに「もうそろそろ帰って。」

 

「お父さん、ボクが日本に帰ってる間トミカで遊んでいいよ。でもちゃんとお片付けしてね。」

 

 

 

そして英語もヒンディー語もどんどん成長してる 。

 

よく行くお店がなくなってた時。

隣のお店のお姉さんが何やらヒンディー語で話しかけてきたけど何言ってるか分からず。

このお店クローズしたのか?って聞いた返事もよく分からず。

そしたら息子とお友達が「何が欲しいのって聞いてたよ。ねー?」「ねー。」

なんだと?!

持ってた現物を見せるとお姉さんのお店から同じもの出してきてくれた。

すごーーー!

ただの通訳。

いやー、助かるわー。

 

 

 

最近私にべったりで四六時中「遊んで!」と言ってくるし、こないだ寝言でも「遊んで遊んで遊んで遊んで遊んで!」と連呼するくらい。

すぐに泣くし、ちょっと(かなり?)面倒臭い時もあるんだけど、まだまだ幼い4歳。

 

私の弟が母親に「うっさい!」って言うのを聞いて、「ボクは大きくなってもそんな事言わないから!」って宣言してくれたけど、いや、きっと言うんだよ。

言うたらよろしい。

 

 

 

↓すべてはここから始まった。

安定の“斜め上”

一時帰国もおしまい。

 

毎食美味しいものを食べまくり、お腹が減る前に次のご飯の時間がきて、養豚場の豚の如く順調に大きく成長しました。

特にお腹周りが。

 

今回はスノーボードには行けなかったけど、友達に会ったり、家族で色んな所に出かけたり、インドで仲良くしてる友達(日本人)が遊びに来てくれたり、温泉行ったり買い物したり。


出かけた先で「どちらからですか?」と聞かれて実家のある所なのか家のある所なのかインドなのか自分でもわからんかったり、どこ行こうか迷ったらとりあえずイオンに行ったり、どこへ行ってもコンビニで子どもの食べるものが買えてトイレ綺麗で日本便利ー!って感動したり。

 

いつもよりちょっと短めの一時帰国だったけど、今回もめいっぱい楽しみました。

 

 

 

ひとつ23キロの預け荷物もほぼ1発で荷詰め完了。

3回目の一時帰国ともなれば買い出しの内容や量もええ塩梅。

息子用の納豆もラップに包み直し、えんやこら。
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なのに、朝起きると外は雪が積もっていて、渋滞してるからと慌てて家を出たら野菜忘れた。

ごぼうにしいたけにかぼちゃ。。。

美味しい豚汁食べよと思ったのにー、、、

 

そして野菜忘れてまで急いで家を出たのに、飛行機は3時間の遅延。
デリーに着くのは日が変わる頃の予定。

あー、、、きっつー。

 

 

見送りに来てくれた両親とお別れをして、小さなキッズスペースで遊んだりウロウロ散歩したりしてなんとか数時間を潰し、やーっと飛行機に乗れると思ったら預け荷物に確認したいものが入ってるらしく呼び出しくらう。

 

アイロン用のスプレーの糊がハイターに見えたらしく、念の為商品名を控えられただけで済んだ。

 

あー、ビビった。

肉や魚やその他いろんな食材を詰めまくってるのがバレて何か言われるのかと思ったー。

 

 

そしてやっと搭乗すると、CAさんがニコニコで近付いてきて猫のぬいぐるみを抱く息子に「ハロー♡ワーォ♡キティー♡ソーキューーート♡♡♡」
あー、こんなんやった。こんなんやった。
サンリオか!って突っ込みたくなったけど、この絡んでくる感じが懐かしい。
飛行機乗った瞬間、もうインド。
息子への距離感がもうインド。

乗客のインド人も息子にめっちゃ話しかけてくるし、息子と話してて何か視線感じると思ったら斜め後ろのインド人がニッコニコで息子見てるし。

でも子どもウェルカムなインドの雰囲気にホッとする。

 

どーでもいいようなことをごちゃごちゃCAさんに言ってる人とか、イヤホン音漏れ全開で今にも踊りだしそうな大きな鼻歌歌ってる人とか、とにかく自撮りしてる人とか。

 

あ。もうここインドや。

 

 

幸い、3列席は息子と2人だけだったから、二人でゴロンと横になって寝れたし、息子も勝手に映画見たりおもちゃで遊んだりほぼ困ることもなく、到着後も歩いてくれて助かった。

 

 

迎えに来てくれた旦那ともすぐに会えて家路につく。

 

 

が、、、

寒さと大気汚染で外は真っ白。

 

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数メートル先が見えない。

前の車のハザードを頼りに進む。

車がいなくなるとカーブが見えず急ブレーキとか、もう気が気じゃなかった。

 

あと少しで家に着くってところで急にバーーーーンと大きな音。

 

ついに事故った。。。

 

と思ったら隣のレーンを走ってた車が、未完成の道路の進入禁止の看板に激突して、ボコボコになった車はスピンして止まった。

中の人は大丈夫そうだったからよかったけど(よくない)、帰ってきていきなりこれ。

 

インドの斜め上さは、帰って来てもちゃんと安定してた。

 

安心は全く出来ひんけどな!!

 

 

 

↓すべてはここから始まった。

私的、一時帰国あるある

毎年、一時帰国の度に同じようなことを書いてますが、私自身、デジャブかなと思う場面ばかりです。
というかデジャブなんですよね、毎年毎年。。。
ほんま日本便利。最高。

 

 


・お店を出る時、お会計が終わった時、ふとセンキューと言いかけて、違うと気付き無言になる。

 


・息子の列に並ぶ距離が近い。
インドみたいに詰めてなくても誰も割り込んでこないから安心しなさい。

 


・コンビニ多すぎ、便利すぎ。百均、ドラッグストア天国すぎ。
ファミチキ最高かよ!
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美味しそうなものが予想通り美味しい安心感。
お金使いすぎて怖い。

 


・便座は温かいわ、お風呂は追い炊きしてくれるわ、何なんですか。
めっちゃ癒される。

 


・ファーストフードやフードコートで食器やトレイを片付けるのを忘れる。
インドだと片付けるお仕事の人がいるからさ。

 


・すぐお金を崩したがる。
買い物するたび財布の中の小銭やお札を確認して大きいのから出そうとしてしまう。
そんなことしなくてもお釣りはちゃんと返ってくるし、お釣りがなくて飴を渡されることもないから、安心して財布にあるお金を出しなさい。

 

 

・バラエティ番組を見て一応笑うけど、元ネタが分からない。

浦島太郎状態。。。


・久しぶりの車の運転にドキドキする。
でも意外と運転できる。

 


・右折レーンで待ってる時、ジリジリ進みそうになる。
焦らなくても信号守って止まってくれるから大丈夫。そのうちちゃんと曲がれるから。

 


・車の運転中、危険予測が下手になってる。
逆走やすり抜け、割り込み。そんな無秩序で無謀な運転を見るとイライラするから、インドで車に乗っててもあんまり外は見ないようにしてる。横断歩道もほとんどないし人や自転車もばんばん渡ってくるし。
それに慣れすぎてて無駄にずっと気をつけてるせいでめっちゃ疲れる。
危険予測し過ぎて疲れる。

 


・空が青い。
今年の冬は、インドも空が青いやん!と思う日が多かったけど、あれは青じゃねぇ。
青空とはこれだよ、と日本の青空が言うてくる。
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あんな小さい飛行機見えるんや、、、
飛行機ってあんな高いところ飛んでるんや。
それが見えるんや。
これが青空なんやで。
月も星もはっきりキレイに見えるんやで。

 

 

・美容院や整骨院での気遣いに驚く。

施術中ひざ掛けかけてくれるし、治療中もタオルかけてくれるし。

アーユルヴェーダのマッサージ中なんてほぼ全裸で転がされてるのに。

体冷したらあかんとか言って常温の水しか飲んだらあかんとか言うくせに、マッサージ中めっちゃ寒いやないかい!

ただの布きれひとつで、こんなにホッとするものなのですね。

 

 

 

とにかく安心しよ。


だってここは日本だから。


インドじゃないのだから。

 

 

 

↓すべてはここから始まった。

人は慣れていくもの

インド生活も2年と数ヶ月。

 

インドでの暮らしは特に何も変わりはない。

 

1日に数回停電したり、 お店でお釣りがなかったり、インド人の言い訳が下手すぎてキレたり。

家の設備は相変わらずしょっちゅう故障するし、修理はいつも一筋縄ではいかない。

 

毎日のようにネタは転がってるんだけど、あぁまたか。で済まされ、友達や旦那にちょっと話すことはあっても、取り立ててブログに書くほどではなくなっている。

完全に“慣れ”の境地である。

 

 

ところで。

うちのキッチンのレンジフード。

 

今年の6月頃からキュルキュルうるさく鳴り出して、修理をお願いしていた。

お願いして数日後、電気関係の修理のお兄さんがやって来て見てくれた。

ところが、メーカーから部品を調達しないと直せないところらしく、メーカーの人に来てもらうからと言われ、そのメーカーの人は待てど暮らせどやって来ない。

 

そしてまたしばらくして、こっちから「直してくれ」と言うと修理の人が来て「部品がないから、、、」のループ。

 

そのうちに完全に動かなくなってしまう。

 

たまに来る掃除の指導員みたいなチェックしに来る人に会った時も言うんだけど、「部品をメーカーにうんちゃらかんちゃら」でよく分からん。

 

たまたまその人にマンションのロビーで会ったら、さも自分が今日初めて発見しました!みたいな顔して「おまえんとこのレンジフード壊れてるから今日修理手配したから!」と得意気に言われる。

 

いや、だからずっとずーっと言うてたやん。

と思ったけど、もう直るならなんでもええわ!と「センキュー!」とにこやかに去った。

 

が、結局来なかった。

 

ほんまなんなん?!

 

 

またそれから月日は流れ、ほんまいい加減に直して欲しい。

 

キッチンルームについてる普通の換気扇は回してるけど、いよいよ空気も悪くなる季節。

中から外へ空気が出るはずなのに、空気さえも逆走してくるインドなのか、換気扇をつけてると室内の色んなものが黒くなる。

 

「いつまでほっとくんじゃ!たいがいにせーよ!ガタガタしとったら耳の穴と鼻の穴開通さしてのぞみ号走らせたろか、われ!」と旦那にメール(いやほんまにこんなメールかは知らんけど)を送ってもらい、すぐに行くと返事があった。

 

その日の夕方、ピンポーンと誰か来た。

 

修理の人だ。

「キッチンの電球が切れてると言われたから替えにきたよ。」

 

見ると本当にキッチンの電球が一つ切れてた。

 

レンジフードも直してくれんの?

そう聞くと「???」な顔してる。

 

あぁ、そっか。

この修理のお兄さんじゃ直せへんからメーカーの人が部品持って来るとか、そんな話だったか。

 

「オッケーオッケー、ここはいいや。違う人が来るんだね。ありがとう。」

 

と見送って、メーカーの人を待つ。

が、やっぱり来ない。

数日待っても来ない。

 

なんなんでしょうね。この国。

 

どうせならダメ元で修理の兄ちゃんに見させて、メーカー云々って言うのをその場で上の人に電話させればよかった。ちくしょー!

 

 

もう書くのも面倒くさくなってきたけど、また旦那にメールしてもらって来ると言ったのに来ないのがあって、うんざりを通り越して無になってたところに、ピンポーン。

 

さぁ、これから息子のお迎えに行かねばという時にチャイムが鳴った。

 

出るとでかい箱を抱えた男性2名。

は?という顔をしてると「チムニー、チムニー!」と言っている。

チムニーって何よ?と思いながら箱を見ると、ん?この絵はレンジフード!!

 

来たーーーーー!!!

やっと、やっと、、、

 

いや、でもこれから出なあかんねん。

掃除の人か誰か呼んで!

と言いながらおっちゃんを見る。

 

 


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ででーーーーん!

栃高!!!


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どっから巡り巡ったのかは知らんけど、おっちゃんの来てた服は栃木高校のジャージ(?)でした。

 

 

こんなんもう笑うやろ。

 

 

でもな、フリに半年は長すぎやで。

 

 

追伸・・・換気扇はまさかの根こそぎ交換され、無事動いております。
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↓すべてはここから始まった。