オーダー天国
インドにいると色んなものをオーダーできる。
服、刺繍、ジュエリー、財布やカバンの革製品、染物、家具、などなど。
クオリティの問題とかアポが取れない連絡つかないなどの問題も色々あるけど、日本ではハードルの高いオーダーメイドが楽しめる。
今回、私がオーダーしてみたかったもの。
趣味のお裁縫用に作ってもらったロゴをスタンプにしたい。
たまに業務用っぽいスタンプのお店をみかけるので飛び込みで行ってみた。
やって来たのはグルガオンのサダルバザール。
探し物はたいていここで見つかる!と思ってる。
メヘンディ(ヘナタトゥー)屋さん。
スパイス屋さん。
家電の修理屋さん?
何屋さん?
ブランドに弱い私でも、これは違うと分かるぜ。
足元はいつもゴミだらけ。
これこれ。
ちょっと歩けば何店舗も同じようなお店があった。
画像をWhatsApp(LINEみたいなやつ)で送ったら、20分でできると言われる。
何日かかかると思ったらそんなすぐ!
ほんとに20分でできた。
300ルピー(500円弱)。
線も細くてきれいやん!
画像があれば、大きさ調節してプリントアウトしたのを機械に入れるだけみたい。
日本語の住所や名前も出来そうだなー。
こんな手軽にできるなら他にも何か作ってみようかなー♪
↓すべてはここから始まった。
5歳の頭ん中
息子が何か面白い行動や発言をした時、ちょこちょことスマホにメモっているんだけど、久々に開いたらいっぱい溜まってた。
5歳の1年分。
いってみよー。
我が家では夜8時半になったらスマホにセットしたアラームが鳴る。
それが鳴ったら、お片付け、歯磨き、トイレを済ませて絵本を読んで寝る。
そのルールが守れなかったら、絵本は読んでもらえないことになっている。
ある日、アラームが鳴っても遊びを止められず、絵本を読む時間が無くなってしまった。
案の定、ぐずぐず言う息子。
「でも一緒に決めたお約束やろ?今日は絵本読まないよ。」
「えー、いややー。。。」
「絵本は読みませーん。」
「あ!!いいこと考えた!じゃあ、お母さんが絵本全部覚えてボクに言ってくれたらいいんちゃう?そしたら絵本読まなくてもお話聞くだけでいいから!」
セツコ、それエア絵本や。
絵本読んでもろてるのと一緒や。
旅行先で小さなコンビニみたいなお店に入った。
お酒やジュースなど、瓶類もたくさん置いてあった。
旅行中ということもあり、変なテンションで踊りだし、危ないからと私に怒られた。
「危ないよって言ってるやろ!なんでここで踊るの?!やめなさい!」
「だって!1番楽しい時は踊るんや!」
それインド人の発想やから。
どこでも踊るのインド人。
色んな意味でやめてくれ。
遊びを中断するのが嫌で、お風呂入らないと言ってきた時。
「先に入ってしまったら後でゆっくり遊べるから入ろーよ。」
「あ!そうや!朝早く起きて先にお風呂入ってしまえば、後夜までゆっくり遊べるな!明日からそうするわ!」
それもインド人の発想に近いかな。
ちょっと考え改めよか。
私が友達と喋ってた時。
何かの話題で友達が「えー!ショックー!」と言ったのを聞いてた息子。
「え?何がショックなん?ボクに会ってなかったから?」
おいおい。すごい自意識だな。
お友達のおうちにある便利なアレ。
使い方を教えてもらった息子が質問したこと。
「ねえグルグル。明日どうしたらいい?」
「すみません。お役に立てそうにありません。」
すみません。謝らせてすみません。
習い事の宿題をふざけてやって、ぐちゃぐちゃに書いたので怒った時のこと。
嘘泣きではないけど、泣きながら私の顔色をチラチラ見てくる。
「お母さん、ボク泣いてるで?」
「.......」
「ボク泣いてて可哀想やろ?」
( ゚∀゚)・∵ブハッ!!
なんで怒られた本人に同情買おうとするかな。
そんなん笑うわ。
一時帰国でアドベンチャーワールドにパンダの赤ちゃんを見に連れてもらった。
ちょうどお昼寝タイムだったのか広いお部屋の真ん中でポツンと寝ている赤ちゃん。
お客さんも結構いて、みんな静かに見てる中で、声のよく通る息子が一言。
「死んでるんちゃう?」
一斉に吹き出す大人たち。
顔面から湯気が吹き出す私。
瞬速で連行して逃げたわ。
私に怒られて泣きすぎた時。
泣きじゃくった時にヒクヒクなるあの現象が息子にも起きた。
「お母さんが怒ったせいで体が変になったやんか!」
はい。体を変にしたのは私です。
でもその原因を作ったのはあなたです。
急に魚のおもちゃ3つ渡されて「お母さん!ジョギングして!」
ジャグリングやな。
どんな無茶ぶりか思たわ。
ある時急に閃いた。
「ボク夜中3時のおやつ食べてへんやん!今までの分今日食べる!」
人が気付かへん視点は大事なことやで。
でもそれは却下!
お友達の影響でチェスを覚えた。
私はさーっぱり分からない。
「チェスってどうやんの?お母さんにも教えて?」
「いいよ!その1、キングを取られたら負け。その2、ルールを守る。」
うん、だからそのルールを教えていただけますか?
最近6歳になった息子。
6歳はどんなおもしろ発言してくれるかなー。
↓すべてはここから始まった。
偏食っ子を持つ私を救った言葉
我が息子は偏食という言葉では生易しいくらいの偏食ボーイ。
食べれるものを数えたら両手の指で足りるくらい。
それも、調理方法はおろか切り方を変えただけでも食べれなくなってしまう。
食べれる物を組み合わせを変えて食べてるだけだから、ほぼ毎日同じような食事になってしまっている。
それでも背は伸びて体重も増えていくんだから私は不思議でしょうがない。
初めて見るもの、見た目が嫌なものは頑なに口に入れないし、頑張って1ミリくらいかじってもオエッてなる子。
前に家族でご飯を食べていた時に「お父さんも初めてのもの食べる時はえずいてた?」と聞いてる息子を見てかわいそうになった。
4月から幼稚園に行きだしてお弁当になってから、食べれないものも口に入れてみることは頑張ってくれている息子。
口に入れてみるということがすごい頑張りだということは私にも分かっている。
噛んだけど飲み込めずに吐き出したおかずがお弁当箱に残って帰ってきても「おー!よく頑張ったやん!」って思える。
でも、そう思えるようになったのも過程があるから。
離乳食と断乳直後までは結構何でも食べていた息子。
それがだんだん食べれるものが減っていった。
調理方法を変えてみたり、あの手この手で誤魔化して口に入れたり、小芝居して食べるように笑かしてみたり。
お手伝いができるようになってからは一緒に作ったり、なんなら息子用エプロンも一緒に手作りしたし、思いつくことはほんとにやり尽くしたと思う。
人に聞いたことやネットで見たことも、たぶん試してないことはもう一つも残ってないと思う。
それでも食べてくれない息子にイライラして、必要以上に怒ったり責めたり泣いたりしてしまったこともあった。
新しく工夫したことがダメだった時、周りの子が何でも食べる姿を見た時、勝手に期待して失望してイライラして自己嫌悪して。
そんなある時、友達が冗談であることを言ってくれた。
「息子君さぁ、前世で毒殺されたんちゃう?笑」
めっちゃ笑った。
もうめっちゃ笑った。
そりゃ毒殺されたトラウマ前世に持ってたら偏食にもなるよな!
その日旦那にもその話をした。
「絶対それやんな!笑」
2人でめっちゃ笑った。
それしかない、と。
それからは残しても食べれなくても「毒殺されたんやからしょうがないやん」って思えるようになって気持ちがめちゃくちゃ楽になった。
子育てをしていて、子の成長や発達に何か問題があると感じると、自分の力不足なんじゃないか、あの人がこの子の母だったらその方がこの子にとってもよかったんじゃないかとか考えてしまうことがある。
それがその子の元々の性格だろうなって分かっていても、私が怒りすぎなのかなとか、うまく伝えられてないからなのかなって自己嫌悪になって。
でも不思議とそれを第三者に言われると、「そっか、この子はこういう子なんだからしょうがないんだ」って心が救われることもある。
心の中で本当は責めても仕方ないと分かってること、なんでも前世のせいにしてしまおう。
↓すべてはここから始まった。
ありがとう、さようなら、こんにちは
2歳過ぎから約3年半。
ローカルのスクールに通った息子が卒業しました。
インドに引っ越してきてまだ右も左も分からない頃、友達に付いてスクール見学に行った。
別のスクール見学では泣いて私から離れなかった息子が、自分から教室に入って楽しそうに過ごしていたこと。
英語が出来なくて一言も喋らない私にも、しっかり目を見て短い文章で分かるように案内してくれた先生。
スクールの中のカラフルで緑がいっぱいの雰囲気。
すぐここに決めました。
通いだした最初の頃は私と離れる時に、当時のドライバーさんの名前を叫んで泣いていた。→通い始めの記事
それでもあっという間に楽しく過ごせるようになり、いつの間にか英語もヒンディーも理解するようになった。
ちょうど息子の学年のタイミングでナーサリー(年少さん)のクラスが出来て、日本人のお友達も一緒にみんなで進級。1期生に。
宿題が出たり、日本の幼稚園では馴染みのないスピーチの課題が出たりしたけど、みんなで相談しながら親も子も頑張った。
文化の違いや物事の捉え方の違いとか、色々疑問に思うこともあったけど、その度真摯に話を聞いて柔軟に対応してくれた先生達。
日本人だけで騒いだりケンカしたりすることもあって、大変だっただろうな。
いつも一人一人の個性を尊重してくれてみんなのびのび育ってた。
個性を尊重って言葉にすると簡単だけど、やんちゃな子も恥ずかしがりな子もありのまま「この子はこれでいいのよ!素晴らしい子だよ!」ってみんなそのままの姿を愛してもらってた。
KG(年中さん)に上がってからは同学年のお友達がみんな帰ってしまって、クラスに日本人は一人になった。
学年の違う子たちと一緒に受ける授業もあったみたいだし、午後は学年関係なく遊んでいたから他の学年の日本人の子たちと遊んだり日本語でコミュニケーションが取れる時間もあったけど、それでも「英語もういやになった。スクールもう行くのやめる。」と言うこともあった。
スクールでも家に帰ってからも四六時中一緒にいたお友達と過ごした場所。
そこにみんなはいないのに自分だけが残っている寂しさは本当に胸に染みる。
それは母も同じだからよくわかった。
でも先生やクラスの子たちがいつも温かくフォローしてくれた。
スピーチなど、言葉の面ではどうしても劣る息子のために“お片付けマスター”という役割を作ってくれていた。
プリントなどを配るのも息子の役目。
行きたくないと言ってることを先生には話してなかったのに、息子の様子をちゃんと見て彼のプライドを守ってくれてるなぁと思った。
そのおかげもあってか、息子と改めて「途中からでも日本人幼稚園に変わっていいんだよ」と話をすると「卒業までは頑張っていく」と自分で決めた息子。
その言葉どうり3月いっぱいまでよく頑張りました。
スクールの日本人のママたちも、メンバーが入れ替わってもいつも温かい人たちが揃っていた。
チームワークも抜群で日本の文化や遊びを体験できるイベントをやったり、ランチしたりお茶したりサリー着て出かけたり。
一緒に色んなことを楽しんで色んな悩みを相談できて。
親にとっても、生涯かけがえのない友達ができた場所。
一緒にたくさんの思い出をつくってくれた全ての人に感謝しています。
インドに来る前は「インドで学校行ったら英語も話せるようになるしラッキー」とか「日本人もインド人も関係なく友達になれてステキ」とか思ってたけど、実際は簡単にはいかないことも多々あった。
日本語もまだちゃんと話せないうちはさほどギャップはなかったけど、たくさん話ができるようになってからはクラスのインドの子たちとは差が開いていく。
授業も100%理解するのは難しい。
日本語では言えるし分かるのに、先生や友達に言いたいことが言えない反動で余計英語がいやになることもある。
クラスにいる日本人でかたまって遊んでしまって「インド人は友達じゃない」と言うこともあった。
年齢によってそれぞれ色んな悩みが必ずあると思う。
何かある度、わが子にとってベストな選択はなにかと悩む。
文化も習慣も違う外国でどこまで受け入れてそのスクールに通うか、どこで見切りをつけて転校するか、習い事で補えるかとか色々、本当に親は悩む。
でもきっと、どんな選択をしても間違いなんてない。
子供に毎日楽しく過ごして欲しくない親なんていないから。
今年からは日本人幼稚園へ通う息子。
前のスクールでは有難いことにゆるーくすご
していた母。
朝はどんどん遅刻がひどくなり、家を出る時間の5分前に起きる日も普通にあった。
そんな感じで行ってもクラス全員が揃ってることはほとんどなかったし、なんなら先生も来るの遅め(笑)
お迎えに遅れることもよくあったし、ランチが長引いて気付いたらお迎え時間5分前で急いで電話してデイケア(延長保育)を頼んでも軽く「オッケー!」と言ってくれるスクールに甘えきっていた。
そんな環境で緩みきっていた私。
日本人幼稚園の入園説明会。
勘違いで1時間遅刻。
勘違いだから連絡も入れず。
いきなりやらかす。
なんならその勘違いした1時間、一生懸命時間潰してウロウロしてたわ。
息子は楽しみにしている幼稚園生活。
私は、早起き、お弁当、時間守る、提出物守るなどなどのリハビリから無事生還できるのか?!
↓すべてはここから始まった。
インドで培った自己肯定感の低さ
タイトル読んで、「自己肯定感の高さ」じゃないの?と思ったあなた。
そう、確かにインド人みんな自己肯定感高いと感じます。
そして、インド育ちの子供たちも、どこへ行ってもキュートだと褒めちぎられ、撫でられ、キスされ、抱かれ、写真を撮られ、、、
子連れでどこへ行ってもウェルカムなインドだから、母に毎日怒られてる息子でも自己肯定感高め。
ありがたや、ありがたや。
ただ、日本生まれ日本育ち、海外に住むのはこのインド駐在が初めてという生粋の日本人の私はそうではないようで。
インドに暮らして4年。
最近、自己肯定感の低さを感じています。
マクドナルドで買ったジュースを飲もうとカップを掴んだら、、、
なぜか、カップの上部が何回も何回も折ったチラシみたいにヨレヨレになってて、
思いっきりこぼした。
「あー。。。ちゃんとよく見て持たへんかった私が悪いわ、、、」
お友達とご飯を食べに行って。
ラーメンとご飯一緒に出しますか?って聞かれたから「はい」って言ったら、ご飯を炊くとこから始めたのか、1時間待った。
「時間どんくらいか聞けばよかったねー」
「ご飯、別でもいいって言えばよかったかー」
「「ちゃんと確認しーひんかった私らが悪いな」」
他のお店でも。
小さなお店だったので、二家族で食べに来たのがキャパオーバーだったらしく、2つ頼んだフレンチフライさえも、1つずつ15分差くらいで出てきた。
ペットボトルの水さえも待たされた。
「コンロ1個なんかな?」
「厨房のスタッフ2人とかなんちゃう?」
「電話しといてデリバリーにすればよかったなー」
「手伝いにいく?」
「さすがに遅すぎひん?コース料理でも食べ終わってる時間やろ。」
「ちょ、言うてみよか。」
「エクスキューズミー?お料理まだかな?」
英語聞き取ろうとするのすらテンパるスタッフ。
「あ、もういいです。待ってます。」
全員「「予測できんかった私らが悪い」」
買った物が壊れる←私の選び方が悪かった
オーダーした物が言ってたんと違う←私の頼み方が悪かった
開いてるはずのお店が休み←電話したらよかった、Google信じた私が悪い
私が悪い、私が悪い、私がわr、、、
そう。
あれもこれも、インドを信じた自分が全て悪い。
↓すべてはここから始まった。
南国チェンナイ旅
日本では暑い国のイメージのインド。
デリーの冬は意外に寒い。
すきま風に石の床。
それに加えて、冬は大気汚染も悪化するから嫌いな季節。
そんな時期、チェンナイは過ごしやすい季節だと聞いて、友達に会いに遊びに行ってきました。
朝の飛行機でチェンナイへ。
7:15のフライトだから5:45に空港に着いてたらいいかな。
準備をある程度済ませて、就寝。
細々したものは朝に詰め込もう。
まだ薄暗い部屋の中、思ってたよりゆっくり寝れてスッキリしてるなーってスマホを見る。
5:40
えっ?
5時??40分??
???!!!!!
「やばい!!」
旦那も息子も同時に飛び起きた。
そこから家を出る10分。
ほぼ記憶なし。
とりあえずリュックに色んなものを放り込んで3人で家を飛び出した。
パスポート、財布、スマホ。
これは持ってる。
大丈夫。
なんでアラーム鳴らへんかったん?!
空港に向かう車の中でよく考えてみたら、私のスマホのアラームの設定は平日しか鳴らないやーつーーー!
ハラハラしながら空港に着いたのは6:25。
幸い、預け荷物なしで荷造りしてたので、セルフチェックインでセキュリティに猛ダッシュ。
その姿がいつも通りすぎて、息子が持ってるぬいぐるみをX線に通し忘れて止められ、知らん人の荷物と一緒に通す。
いらんタイムロス。
起きてから水すら飲んでないけど、そんなもん買う余裕もなくゲートにダッシュ。
人が、、、いる。。。
「ハーハーハー、、、チェンナイ?」
「イエス!」
ボーディング遅れてたー。
よかったー。まじでよかったー。
行く前からめっちゃ疲れた。
奇跡的に致命的な忘れ物はなく、無事に時間通り飛行機は飛んだ。
もちろん私たちを乗せて。
チェンナイ空港に着く。
迎えに来てくれた久しぶりの友達との再会。
子供たちも少し照れて、でも嬉しそう。
湿度のある暑さに南国を感じる。
道にはヤシの木。
走るオートは黄色。
看板は英語と丸いタミル文字。
空は思いっきり青くて最高。
でもちゃんとインド。
こんだけ乗れるって、バイクってすごいよね。
変装専門店?
友達の家の窓からは果てしなく広がる海。
まあるく見える水平線。
家から海が見えるっていいなぁ。
冬のデリーはベランダの柵さえかすんでいるというのに。
食べ物も、美味しいラーメンや日本食、シェラトンのモーニングブュッフェ、海鮮の美味しいお店に連れてもらい、デリーよりも安く美味しくいただきました。
インド在住歴も長くなってきた私たちの忍耐力も、なかなかのものと証明されたし。
念願のtara booksにも。
住宅街に紛れてあるお店の中はオシャレ空間。
ハンドメイドの素敵な絵本屋さん。
巨石フェチの私のリクエストで連れてくれた『クリシュナのバターボール』
今にも転がり落ちそうな岩。
周りも同じような地質で、探検を楽しむ子供たち。
帰る前には生で食べられる卵が売ってるお店にも連れてもらって、帰ってからしばらくTKGを堪能しました。
移動もおまかせでスケジュールも色々考えてくれて、お店の予約も、今から行くけどやってるよね?の電話もぱぱっとしてくれて、なんかあっても「しょーがない」と同じ温度で笑ってられる友達家族。
どんどん仲の良かった友達が帰国していき寂しかったけど、彼女たちはインドにいる。
きっと今日も、インドの同じようなことで腹立てたり諦めたり笑ったりしてるだろうなと思うと、なんだか心強く感じて、この別れの春を乗り越えられそうです。
楽しいチェンナイ旅行を本当にありがとう!
って思い出したわ!
別れにちょっとセンチメンタルになってたら帰りの飛行機が遅延との表示。
待って待って、ほんとなら飛んでる頃にやっと乗り込んだら、さらにそこから2時間弱、何が理由か分からずまた待ってやっと飛べました。
行き、バタバタで出たからぐっちゃぐちゃな家に帰ってきて。
予定よりかなり遅く帰ったからまたバッタバタで片付けて。
とりあえず、寝坊はしたあかん!←当たり前
↓すべてはここから始まった。
チェンナイ旅でハンドメイド絵本のtara booksへ。#タラブックス#tarabooks#チェンナイ#chennai#インド#India#trip#journey#ブログ更新
インドの遊園地
毎年この時期に行われる“Surajkund Mela”
チケットを買うとこで安定の密着、お釣りない、お釣り待ちなのに次の人が割り込んでくる、のお約束。
入場料は平日120ルピー、週末180ルピー。
(3歳以下無料)
家具、食器、絨毯、服にアクセサリー、雑貨などなど、インドの工芸品がたくさん並ぶこのイベント。
他国のお店もいくつか出てて、特にトルコやスタン系のお店はツボすぎて見てるだけで楽しい。
可愛くて見てるだけでも満たされる。
でもここはインド。
もちろんこんな笑えるのもちゃんとある。
Facebookのくつ。
きっと公式のやつやんな。
こちらはApple。
これはきっと公式じゃない。
きったね。
キレイに洗ってもこれで食べるのなんか嫌。
いいですねー、このすっとぼけ顔。
すっとぼけオブザイヤーにノミネート。
安く楽しく買い物できるけど、お釣りは基本無いか、かき集めてくれてくっちゃくちゃかだから、細かいへそくり必須です。
併設されてる遊園地。
色々不安になる乗り物たち。
ほんでどの乗り物より賑わってるのはダンススペース。
よーく見て。
輪投げの景品に現金混じってますけど。
こちらも見てるだけで楽しい。
楽しいんですけどね。
乗ったらもっと楽しいんじゃね?
ってことで、乗ってみよー!
まずは高速観覧車。
乗り場の足場、ぐにゃぐにゃ。
並んでるだけでいつ壊れるかドキドキできるなんて、絶叫マシンの鏡やな。
乗り物の原動機は基本コレ。
原始的。
しかもむき出し。
乗り込むと恐怖感めっちゃ上がった。
えっ?
こんなスカスカなん?
安全柵、これ意味ある?
リュックのずり落ち防止のやつでももうちょっとしっかりしてんで?
子連れで乗っちゃったもんだから、怖さ100倍。
子が落ちないように腕と足でロック。
自分の体も支えないとだし、日本みたいに荷物預けられない(色んな意味で)からそれもぎゅっと持って。
あわよくば写真も撮りたかったけど、見てる以上に体感スピード速くて怖くて全身に力入りまくり。
頑張ってちょこっと撮ってみたけど息子が心配する声が入ってた。
命懸けで撮った動画です。
いやー、これはなめてた。
思ってる以上に高い。
そしてカゴのスカスカ加減と構造全ての薄っぺらさが、まじでアカンやつでした。
『インドの遊園地で事故があり邦人が被害に巻き込まれたとの情報が入ってきました。』
っつーニュースが頭をよぎった。
生きて帰ってきてよかった。。。
とか言いつつ、他も乗ってみましたよー!
これもさぁ、普通座面の傾斜がおしりの方が深くなってるやん。
インドのはそんな配慮ないからね。
フラット。
めっちゃフラット。
ほんでギコギコバキンとかの音も怖すぎ。
観覧車もそうだけど、他の人が乗り降りしてる間高いとこで待たなあかんのが嫌すぎる。
あとは半径5mくらいのレールをグルグル回るだけのジェットコースター(?)とか、車でぶつかりまくる乗り物(なんて言うの?)にも乗った。
何歳からお金いるのか分からないけど5歳はいらなかった。
ちなみに観覧車100ルピー(160円)。
他もだいたいそのくらいで車のぶつかるやつは120ルピー(190円)。
え?観覧車の方が安いの?!
あまりオススメできませんが一度は乗ってみては?
↓すべてはここから始まった。