続・思い続けていれば夢は叶う
周りに、丸坊主願望のある女性が意外と多かったり、嫁や彼女が丸坊主にしても全然オッケーという男性もいたりして、励みになりました。
旦那が先にインドへ行く前に改めて真剣に「私は冗談で言ってるんじゃなくて本当にやりたいから、真剣に考えといてほしい。ほんとにもうこのタイミングしか丸坊主にできるチャンスないと思う。このままやらなかったら絶対後悔する。」ということを話しました。
旦那がインドへ行ってから、仲のいい友達夫婦が餞別にウイッグをくれました。
タイミング的にほんとに買う寸前だったのでめちゃくちゃ嬉しかったー。
インドへ来て、バリカンが船便で届き、さあ!!と思ったら、私が変圧器を介さずバリカンを動かしたせいで壊してしまうというチョンボをやらかし、電源アダプターを買ってもらって、やっとこさバリカンが使えるようになりました。
インドへ来てから旦那を説得し続けたのですが、「あかんって。息子絶対泣くって。」の一点張りでなかなかオッケーがでません。
もし仕事から帰ってきて私が坊主になってたらどうする?と聞くと、
「その時は諦めるしかないやん」と。
それって、、、
それって、オッケーとは言えないけど暗黙の了解というやつ?!
グレーゾーンのままにしといた方がいいやつ?!
早く丸坊主にしてしまわないと、だんだん顔見知りやお友達が増えていく中で「ん?」って思われる。
私はほんと純粋にただ丸坊主にしてみたいだけで、目立ちたいとかウケ狙いとかそんなんではない。
今まで関西人として生きてきて、カメラを首から下げたままバレーボールをして前歯がポッキリ欠けた時もおいしいと思ったけども、今回に限ってはできるだけ誰にも見られず過ごしたい。
なんなら、息子はもちろん、旦那にも丸坊主は見せたくないんです。
だから、早く切って早く伸ばして早くウイッグなしの生活をしたい。
そうまでしてなぜ丸坊主にしたいのかと聞かれると、ただしたいからとしか答えられないわけだけど。。。
だから、もう決行することに決めました!
朝。
旦那に「髪切ります。ごめんなさい。」とメールをし。
最近見てなかった方のアンパンマンのDVDを再生。
食い入るようにテレビを見る息子を確認して、ハサミとバリカンとウイッグを手に洗面所へダッシュ。
さすがに緊張する。
ドキドキドキドキドキドキドキドキ。。。
ジャキッ!
バサッ!
。。。
もう後には戻れない。
あとは無心でとにかくハサミで切れるだけ切っていく。
息子がアンパンマンに飽きないうちに早くしなければ!と写真も撮らず、ちょんまげー♪落ち武者ー♪とか遊ぶ暇もなく、ひたすら切る。
そして次はバリカンで剃れるだけ剃る!
ふーー。
や、やったった。。。
ここからはお風呂に行き、カミソリでジョリジョリ。
インドへ来る前に、お坊さんの友達や元野球部の友達に聞いていた剃り方を思い出しながら、ひたすらジョリジョリ。
。。。
つるつる。
夢、叶いました。
初めて、一人でやった割にはキレイにつるつるやん。
すごい、スースーする。
頭にシーブリーズ塗ったみたいにスースーする。
そして、頭を触った感触は、ちょっと痺れている時のような、1枚何かを挟んだようなちょっと遠い感触。
鏡に映る自分の姿は、何度もイメージしてきたせいか、あまり違和感はなかった。
ウイッグもめっちゃ自然。
よしっ!
「おかーちゃーーーん!」
やばい!息子が飽きてきたのか!
リビングに行って息子と対面する。
「かーちゃん!くりーむぱんだ!!」
あ。バレてない。
帽子を被って公園に行ったけど誰にも「ん?」って顔されなかった。
我慢出来ないほど暑かったり蒸れたりもしない。
うん!いける!
伸びるまでウイッグでいける!!
夜。
仕事から帰ってくる旦那。
「ほんまにやったん?」
「うん。」
「あははははは。でもやっぱりウイッグは分かるで。」
旦那よ。
笑ってくれてありがとう。
普通のショートになるまで見られないように頑張ります。
↓すべてはここから始まった。