水漏れアングリー

1日目。

 
 
機嫌よく家に帰ると、キッチンの床に大きな水溜り。
 
はぁ、またか。
前もこれなったよな。。。
 
 
すぐに旦那経由で管理会社に連絡してもらう。
 
 
もともと浄水器のフィルターの交換を頼んでいたので、いないあいだにしてくれてたらしい。
 
もう、絶対それやん。
 
 
数時間後やっと管理会社の人が来る。
 
 
流しの下の浄水器をのぞき込んで見てくれるがよく分からないらしい。
 
「明日は休みなので明後日修理に来ます。それまで使わないでください。」
 
そう言って電源を切って帰った。
 
 
。。。
 
 
明日は祝日なんだって。
 
 
 
 
 
 
 
 
2日目。
 
 
今日は浄水器なしで過ごさないといけない。
 
普段浄水器に頼りっぱなしの我が家だから何かと面倒臭い。
 
 
ウォーターサーバーこんなんだし、前に浄水器の数値を測ってもらったら全然問題なかったので、お料理にもお茶を作るにも食器洗いの仕上げにも使っていた。
 
 
ちなみに前に数値を測ってもらったら、普通の水道水が300くらい。
浄水器は24だった。
 
数値の単位と何を測ってんのかは知らんが、とりあえず10倍以上、水道水が汚いってこと。
 
 
浄水器を使えない間、直接口に入れるものにはミネラルウォーターを使ったけど、洗い物までいちいちミネラルウォーターかけてられない。
 
最初の頃は洗い物は水道水だけでやってたしまぁ目をつぶろうと思ってやったけど、乾いたら水の形に白い跡が残っていてちょっと萎える。
 
 
あー、早く浄水器直してくれーーー!
 
 
 
 
 
 
 
 
3日目。
 
 
修理に来るので、息子の送り迎え以外は極力どこも行かずに家で過ごす。
 
が、案の定来ない。
待てど暮らせど来ない。
 
 
夕方。
 
もう今日の業務終わるんじゃないの?とイライラしているところに浄水器の業者がやってくる。
 
「2日前におれがフィルター替えたんだぜ。」
 
知っとるわ!
それから漏れとんねん!
自慢することちゃうで!
 
 
ほんで、あれやこれや見て一言。
 
「マダム、ノープロブレムだよ。」
 
どうやら排水用のホースがちゃんと排水口に入っていなかっただけらしい。
 
 
オレが原因突き止めたってドヤ顔してるけど、これお前のミスやないかい!
 
 
まぁ直ったんならいっか。
 
 
 
おっさんが帰ってしばらくしてキッチンに行く。
 
 
。。。
 
 
おーーーい!
また漏れとるーーー!!!
 
 
 
即管理会社に電話。
 
「ウォータープロブレム!プリーズ カム!!」
 
 
しばらくして来たのはさっきのおっさんではない。
 
スパナを持った若いお兄さん。
 
聞くと管理会社とは無関係らしい。
とりあえず来さされたみたいやけど、もちろん何もわからないし直せない。
 
 
そして、いつものハウスキーパーも登場。
 
いや、絶対あんたも分からんやん。
 
さらにハウスキーパーの指導係も来る。
 
が、全員本業じゃないので分からない。
 
 
いや、さっきのおっさん呼んで!
 
そう言っても、もう仕事終わって帰ったとのこと。
 
 
ほんで結局また、明日修理に来るから使うなと言って電源を切られた。
 
 
わかった。
しゃーない。
明日まで待ってやろう。
ただし作業を全部見届けたい。
フィルターの交換も3本あるうちの1本しか出来てなかったからそれも直接言いたい。
でも明日は息子のスクールの大切な用事があるから午前は無理。
午後2時に必ず来い!
 
 
しぶしぶ「ティケ(OK)」と言われたけどほんとに来るのか怪しいから、今ここでおっさんにアポ取るように言っても頑なに電話しない。
 
絶対2時に来るからと言い張ってる。
 
信用できひんわー。。。
 
 
たまたま友達もいて一緒にぶつくさ言いながらも、3人は帰って行った。
 
 
 
 
 
 
 
 
4日目。
 
 
はい。2時です。
 
来ませんよねー。
 
 
すると昨日の友達から驚愕の電話。
 
浄水器のおっさん、うちに来たんやけど、、、フィルター替えてるけどそんなん頼んでへんねんけど、、、」
 
は?
 
約束破って頼まれてもないフィルター替えて何してんの?
 
 
とりあえず友達にうちに来るように強く言ってもらう。
 
そしたら何かよく分からん単語を連呼して帰っていったらしい。
 
 
 
3時、4時、5時。
 
はよ来いやーー!!!
 
 
 
管理会社に電話する。
 
「プロミス  2時やろ?ホワイ  ノーカム!ウォータープロブレム!ブロークン!ええからはよ来て!」
 
OK、行きますー!
 
 
30分経ってもこない。
 
 
外に出られない私の為に友達が遊びに来てくれている前でもっかい電話をかける。
 
「おらー!!プロミスは2時やろが!ハリアップカム!!とりあえず来て!プリーズカムスーーーン!!!今日中に絶対直せよ!お前らーーー!」
 
電話の向こうではOKとは言ってるが、軽くあしらわれてるのがわかる。
 
 
「こっちが怒れば怒るほど、やれやれみたいな態度されるよなー。」
 
「そうそう。残念やけどもう多分今日は来ないんちゃう?」
 
「でもどうせなら思いっきり怒ってストレス発散しといたれって思うよな。私もたまに必要以上に怒鳴っとくことあるわ。」
 
 
友達に分かってもらえるおかげでほんと救われるわ。
 
 
やっぱり来ないからもっかい電話。
 
 
「ハロー?マイルーム○○。アイハブウォータープロブレム。プリーズカム?」
 
 
今初めて電話しましたけど?みたいな穏やかな口調でかけてみる作戦。
 
 
7時も近くなり友達も帰ってから、ピンポーン!
 
来た来た!
 
 
ドアを上げると、スパナを持った無関係のお兄さん。
 
またこの人。
 
浄水器覗いてみるも、困ってる。
 
 
でしょうね。
 
だってあなたがこないだ来た時から何も変わってないもの。
 
 
でも私も来た人に言うしかない。
 
「ユーノウ、トゥデイ プロミス 2オクロック。バット ノット カム!ほんま困ってんねん!」
 
お兄さん、英語もあまり分からないみたいで、多分たまたまおったから来さされたんやろな。
 
あー、どうしようか、、、
 
 
するとお兄さんがどこかに電話し始めた。
 
何やら浄水器がどうのこうの言って、番号を教えてくれた。
 
さらに自分でその番号にかけてくれてる。
 
 
浄水器のおっさんの個人の番号なんかな?
 
「カム。カム。」と言って帰っていった。
 
修理に来るように言ってくれたらしい。
 
 
そしてしばらくしたらほんとにピンポーンと誰か来た!
 
 
開けると浄水器のおっさん!
 
じゃない、、、
 
 
誰このおっさん。。。
 
 
とりあえず浄水器を見てくれて、部品の割れてる箇所も見つけてくれる。
 
そして直すのに4000ルピーかかると言う。
 
 
いや、それはおかしい。
 
家の設備の不備は管理会社が負担することになってるはず。
 
 
そういうことか!
あのお兄さんは外部の業者を呼んでくれたんや!
 
んー、、、どうしよう。
 
 
するとタイミングよく、仕事で連絡がつかなかった旦那から電話が来る。
 
 
やっぱりこれは外部の業者やから直してもらったら自己負担になってしまうらしい。
 
旦那から管理会社に言ってもらうことになって、業者さんには帰ってもらう。
 
 
ハウスキーパーやドライバーもそうなんだけど、女が言うとなめられてあしらわれることも、男の人が言うとサッと対応してくれたりする。
 
あー、腹立つ。
 
 
 
 
 
 
 
 
5日目。
 
 
やっぱり男が言うと違うんやな。。。
 
朝イチ、ハウスキーパーか来るよりも早く浄水器のおっさんが来た。
 
 
「イエスタデイ ホワイ ノット カム?マイフレンドハウスには行ったんやろ?なんでなん?プロミス2時やったやろ?マイフレンドもうちに来るように言ったやろ?ほんま何がノープロブレムやねん!ビッグプロブレムやったわ!!とりあえず約束は守れや!!」
 
 
終始、苦笑い。
 
ほんま腹立つわー。
 
 
ほんで昨日違う業者が見つけてくれた修理箇所を伝える。
 
すると持ってた部品をササッと取替えてくれて水漏れ直った。
 
はー。。。
これだけのことに何で5日もかかんねん。
 
 
フィルターも1つしか替えてなかったから残り2つも替えてと言う。
 
まだ替えなくていいとかほざくおっさん。
 
「来て1年です。1回も替えてません。何でもいいから替えて!!」
 
「ティケ、ティケ!」言うて替えてくれた。

f:id:lovepowdersnow:20160723215400j:image
 
 
おっさんの見てる目の前で交換日を書いたマスキングテープを貼る。

f:id:lovepowdersnow:20160723215622j:image
 
これでもう、まだ替えなくていいとか言わさへんからな!
 
おっさんも苦笑い。
 
 
 
 
 

f:id:lovepowdersnow:20160723215513j:image
 
 
フィルター。
 
 
きったな。
 
 
 
 
 


f:id:lovepowdersnow:20160723231503j:image

 
 
こっちは半年で交換頼んだのに数値測って「まだ大丈夫!」って言われた方のフィルター。
 
 
 
やばい。。。
 
数値は良くても、ここを通った水を飲んでたと思うとクラクラした。
 
 
 
これからはいつ替えたかきっちり分かるし、有無を言わさず替えてもらお。
 
 
 
 
イライラ怒りすぎて疲れた5日間でした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
↓すべてはここから始まった。