ライセンスの意味

インドにもあるキッザニア

 

ちゃんとしたやつね。

お金もパスポートも他国でちゃんと使えるやつね。

 

KidZania Delhi NCR | Best Indoor Theme Park | Amusement Park

 

 

 

4歳以上になるとほとんどのアクティビティが出来ると聞き、初めて行ったのは息子が4歳になった翌月だった。

 

受付で歳を聞かれ、4歳になってるよ!としつこめに伝えたにも関わらず、発行されたリストバンドは4歳以下のものだった。

お察しの通り、夫婦でブチ切れバンドを交換させると無駄に時間がかかるというお約束通りの流れ。

 

この時はまだ身長100cmに満たなかった息子。

ガソリンスタンドのブースで車が運転したいと言うと「車のライセンスを先に取らないといけない」と言われる。

 

教習所のブースにいくと、身長100cm以上と書いてあった。

足りないと知りながらしれっと入ると、何の確認もないまま、画面を見ながら運転の練習をするゲーセンにあるみたいなのをやらせてくれる。

 

100cmない息子はアクセルにもブレーキにも足は届いてなくて、なんなら画面すらハンドルで半分くらいしか見えてない状態。

後ろからスタッフのお姉さんが操作して、息子はほぼ何もしないままライセンス取得。

 

なんだそれ?と思ったけど、ライセンスを取っておくと今後ずっと使えるからラッキーだったなくらいに思ってた。

 

 

 

時を経て、、、

ある時、お友達とキッザニアに行った。

 

その子はまだ運転のライセンスは持ってなくて、取る事に。

その子は身長も100cm越えている。

ブースに入ってシートに座る。

 

。。。

 

全然アクセル届かねー!

 

「彼は足が届かないからライセンス取れないよ」

 

いやいや、じゃあなんで身長100cm~に設定した?!

十分届く身長以上に設定してくれよ!

 

そう言うと「わかったわかった」と、シートに浅く座ってやるように言われる。

 

そうすると確かにアクセルには届くけど、ハンドルと近すぎて操作しにくい。

 

案の定、上手く運転出来ずに不合格にされる。

2年ほど前とはいえ、息子の時と大違い。

 

もらえると思ってたものがもらえず泣いてしまったお友達。

そりゃあそうだよね。

でも息子の時に比べて厳しくなっちゃったのかな。

悔しいよね。そうだよねー。

そう言ってみんなでなぐめていると、ライセンスのブースのスタッフがまさかの一言。

 

「オッケーオッケー!ライセンスあげるから。泣かないで。」

 

はい???

泣けばもらえるライセンスとは、、、

 

子役のライセンスかな?

 

 

 

これでオチかと思ったでしょ?

 

そう、ここは予想の斜め上をいくインド。

 

 

「ライセンスあげようと思ったけどシステムの不具合でカード発行できないわ。また今度ね!」

 

ズコーーーーーー!

 

 

 

 

 

↓すべてはここから始まった。

 

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